And love will steer the stars

 本日、始業式。生徒も私も通常出勤の毎日が始まります。
 というわけで、5時職員室入り。授業の準備やら担任業務やら時間割業務やらをのんびり3時間。8時30分、連絡事項だらけの職員朝礼。階段を駆け上るように高2A教室に入って8時40分、担任挨拶もそこそこに急いで体育館入りを指示、50分集合の始業式の隊形に並ばせる。並ばせる……本当に並ばせるんです。目印も何にも無い、多分この辺が高2Aの出席番号1番、って所に当たりをつけて、「はい、1番の××さん、2番は●●さん」と呼んで座らせていく。ってことをしないとだんらだんらだんらだんらいつまで経っても座りゃしねぇんだよこいつらは高2にもなって。何のために44人分の出席番号・名前を丸暗記したのか、っていうともう初日からそれが役に立つからっていう一言に尽きますね。

 さて、文系44人男子クラス。42人は中学からF校に入学した5年目腐れ縁集団、で残る2人だけが高校からF校に入り去年1年間高1A組で隔離されてたお子たち。「アウェイ感半端ない!」のオーラが出まくってますけど、まぁ一週間もすりゃ慣れるでしょ、と私の方はお気楽に考えております。何せメンバーがお祭り大好き感の溢れる人達(こっちの方言を使うなら「にあがりもん」ってやつかな)ですので。文系だけど文化系っていうよりは体育会系寄りかな(勿論人にはよりますが)。さて、彼らに文系らしい屈託はあるのか? そして「文系かつ文化系」、2ちゃんねる(古っ!)に「若いひょろひょろ」と書かれたもやし系教師の力は通用するのか?

 生徒「式の日って、結局10時とかに下校やん? わざわざ学校に来る意味なくない?」
 教員「じゃあ今から補習とかや/」
 生徒「はいお疲れしたー!」
 ……あんたらが帰った後にも、こっちは仕事がバカみたいな量あるんですけどね。

 夜は野菜(だけ)料理を供する居酒屋「バッタ屋」でカウンター読書。