うへ、へぇ

 連休2日目、学校で終日授業準備。何とサッカー部のメンバーも含め、自習に来てる生徒が何人かいて驚く。偉いね。
 高1漢文「枕中記」(邯鄲の夢)の資料は『ドラえもん』から「うつつまくら」。授業で配ったら生徒は退屈本文よりもそっちの方に夢中になるでしょうけど、まぁそれは教員の力不足ということで。だって、2コマ目ののび太鼻歌「ラ、ランラン」からラストページの「キャー」「ヒー」までくすぐり所満載のこの話……の構成が理解できるなら、漢文本文の方なんて易しいことこの下なしなんですもんね。

 むのたけじ『99歳一日一言』読了、野矢茂樹編『子供の難問 哲学者の先生、教えてください!』読了、どちらも★★★★★。生まれて来たばかりの子供と、これから去りゆく老人と、根を同じくする両者の哲学。どちらも抽象的ですので、国語の教材としてどんな文章を扱ったとしてもそれに対する資料としてどこかの箇所が必ず使えますよね、というのを証明するかのように高1「枕中記」の資料を後者の本から作成。