貳ツに割つて召し上がれ さあ 今日も明日も

 まぁそりゃ予想してたとは言え、思いの外に早く来た「先生、一橋現代文特講、やって下さい」の申し出。来週の火曜から始めますよ、これで特講は週に4種類8コマだ。働くぞ~!(涙)

 職員室のマークシートリーダの横を通ると、英語テストを採点中の先生が苦戦中。
 英「何でこの答案だけ何回やっても読み取りエラーになると!?」
 私「もしかして、読み取りバーコードの部分が鉛筆で汚れてるんじゃないです?」
 英「あ、本当だ汚れてる……消したら読み取った! 先生凄い、何で一瞬で解ったと!?」
 私「……こないだまで私が担任してました63回生の高3A、そこにマークシートのバーコード部分に線を1本書き加えるというおイタを二回もやったお子ちゃまがいらっしゃいまして」
 英「な~んだ、それで解ったんね」
 私「その子、現役で京大法学部に行ったんですけどね」

 3時起床、5時に職員室入り。始業前は、昨日の放課後の文系特講(坂本賢三)答案を添削。
 始業後は、授業は6限だけなので、昼過ぎまで進路指導室で仕事。具体的には、合格体験記の原稿校正、7月下旬の関西出張(2泊3日の予定)の手続きとそれに伴う教員免許更新講習の講座変更手続き、浪人生の答案添削、定期テスト(高3現代文)の成績処理と講評、等々。
 6限の授業は文系二次型。一橋大学は2000年第二問の津田左右吉。授業開始前に出典の筆者名を書いたら誰かが「あ、不敬だ」とボソッと言ったんですけれどもよく知ってますね津田事件、社会科(倫理か日本史か)で出てくるんでしょうか。本文の内容自体は皇室とは関係なく(そらそうだ)、江戸期の武士の在り方についてのもので、入試教材としてはマイナーなものかも知れませんがこれをやっておくと14年度センター(齋藤まれっしー)の本文がよく分かります。
 放課後は上記答案添削を終わらせて、高1の美術室掃除監督(っつーか手伝い)。

 帰宅後は、Yシャツをクリーニング屋に出してから「もりき」に。梅雨入りで強めの雨、でしたので学校→自宅→クリーニング屋→「もりき」の移動をタクシーでやってしまいまして贅沢。
 「もりき」ではもずく酢と鶏のたたきを肴にビールと日本酒。瓶ビールはやっと「福岡づくり」が無くなっていつものクラシックラガー。日本酒は「風が吹く」と「不老泉」。皮が破れてて売り物にならないという鰯があったので、それを天ぷらにしてもらったのを具材にして〆は鍋焼き蕎麦。冷蔵庫の中にちらり見えた珍しいラベルは若しやと思えば「鳳凰美田」のワイン酵母でこれはお久しぶりだから近々飲めるのが楽しみ。

 Hさんからの電話で、明日の夜はHさんちでカレーをいただくことに。
 今日は「もりき」でお一人様、日本酒三昧お浸り様。明日はH家お二人様、がっつりカレーでお太り様。ですんで夜までは何も食べずに働こう。