ベララルラ やらなきゃならない その時は

 ちくま文庫編集部編『満腹どんぶりアンソロジー お~い、丼』読了、★★★。吉本隆明氏の晩年のエッセイの文体が、思いの外娘のばなな氏のそれに似ていたことに(順序は逆ですが)「血」を感じました。アンソロジーの醍醐味はこういう所にもありますね。

 A組の某生徒から「先生、どうしたら勉強したいという気持ちになれますか?」と質問されて、「勉強したら」と答えたら片づかない顔をされました。知る喜びなんて、知らなきゃ得られないに決まってるじゃないですか。差は開く一方ですよ。
 夜、誘っていただいて数学先生(高1A担当・関西)と居酒屋「W」に(関西先生は私と違って下戸です)。
 私「先生、どうしたら勉強したいという気持ちになれますか?」
 数「そんなん、勉強したらに決まっとるやないか」