絶対に負けられない戦いが、そこにはある

 ネットで『紅白』のユーミンの記事をざっと漁る。リハーサルの段階であいみょんさん(←よく知らないんでさん付け)が「ユーミンと会うのが楽しみ」という発言をしていたのを読んでいたのでユーミンの登場がサプライズだというのは「本当なの?」と疑ってしまいそうでした(でも、aiko号泣だったしなぁ)。そして、幾らツアー中だとは言え「やさしさ~」がキーを下げてあの歌唱だというのは辛いなぁ(バックバンドの豪華さとaikoの涙で辛うじて相殺)、と思っていたらラスト(「勝手にシンドバッド」)があれですからやっぱり持ってる人は持ってる。ユーミンは『紅白』リハーサルには出ていないはずなので(名古屋でツアー)、サザンへの乱入は本当にサプライズ(っつか、独断)だった可能性もあるのかな。

 NHKの『ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 新春スペシャル』は大宰府天満宮。40代宮司のNくんはF高47回生の同級生です。彼は東大に現役で合格したのですが、番組内で39代目(お父様)がテロップ付きで仰有ったように「日本の受験生の中でいちばんしんどい受験生」だったのは間違いありません。学問の総本家を背負っているのですから、落第など額面通りの意味で「有り得ない」わけでプレッシャーは日本一。身体を傷めながら頑張る彼がクラス内にいたことが、皆の弱音を飲み込ませた部分は確かにあったと思います。

 さて、今日も今日とてのんべんだらり。おせちが終わったので朝食はいつも通りのプレートで召し上がるのは母君だけ。私は、正月だということで昼食は摂って一日二食にします。夜は、58回生の飲み友達Fくんと野菜料理「B」で新年会の約束。

 で、母君のお風呂とお食事とを終わらせて、洗い物をしながら母君がお布団に入るのを見届けてから、タクシーで「B」へ移動したのが19時。お久しぶり明けましておめでとうのFくんと入口近くのテーブルで乾杯したんだけど何だか奥の方の団体さんが五月蠅ぇ五月蠅ぇ……と思ったら、向こうからずらり色んな人が挨拶に来て笑ってしまう。なんだ、卒業生かよ。
 軟式野球部のOB戦があったということで、61・63・64回生を中心に卒業生がずらり、顧問の63回生主任化学先生にもご挨拶。交じりこそしませんでしたが、Fくんと喋りながら、時々そっちの席に行って63回生をからかったり。面白かったのは我らがA組Tくん(ワンミズホ!)だったんですけれども、どう面白かったかは彼の名誉のためにここでは内緒にしといてあげよう。

 さて、昨日はライブバー「A」だったから、Fくんとの二次会は同じカラオケでもその近くにある小料理屋「S」だよなぁとか考えていたら(因みに、「A」に行ったら昨日に続いて事務嬢さんがいらっしゃったそう。元気か)、一足先に出た野球部組が二次会の場所を探しあぐねている様子。出て話を聞いてみたら案の定二次会考え中の店前屯で、顧問は既に蓄電しにけり。「じゃあさ、ここにいる58回生(Fくん)もまぁ卒業生つながりだし、全員で二次会に行こうよ」と話は即決、「S」のママに電話をしたらたった今客が捌けて貸切OKという返事です。徒歩10分で文化街、に16人でぞろぞろと移動。
 「S」はおつまみ(乾き物も手料理もあり)と飲み放題、歌い放題で1人3000円。というわけで、生徒が店に入ったのを見届けてからダッシュでコンビニ、50000円を下ろしてダッシュで酒屋、年始ご挨拶のシャンパンを買ってダッシュで「S」。玄関でママさんにシャンパンと50000円(3000円×16人)とをお渡しして後は野となれ山となれ。若者は放っておいても勝手に騒いでくれるから話が楽で、昨年末に体調を崩してまだ本調子ではないママさんを手伝うべく私はお酒のお運びと時々カラオケ乱入とに徹する。あ、あと、前述の63回生我らがA組Tくんを弄り倒して遊ぶのも忘れていません(どう弄り倒したかというのは彼の名誉のためにここでは内緒にしといてあげよう)。

 全員が店を出た後、出したお金のうち半分前後は(誰が払ったかは覚えていませんが)返ってきましたので野球部優秀の評価。ママさんに「今年もよろしくお願いします、どうぞお身体をお厭い下さい」とまるで年賀状のようなご挨拶をしてから野球部一同と別れ(終電なんてとっくの昔に終わってる時間なので、卒業生は誰かの家かカラオケかで遊ぶのでしょう。Fくんも一人家に泊めてやると言ってました)、まだ開いているうどん屋でエビ天うどんを食べて(事実上の一日三食)帰宅。即就寝。