田舎儚い 咲くな七草

 東京2500人も凄いですが、K市にもコロナ禍はひたひたと(昨日は10人)。行ったことのある喫茶店の店員さんだとか、知っている塾の生徒・講師だとか、というかF校親玉大学(御井学舎)でクラスターが出て現在構内は立ち入り禁止。ここ、F高生(現役)の共通テスト受験会場なんですけれども、大丈夫なんでしょうか。

 そして、コロナも怖いけれども雪も怖い。
 今日・明日・明後日辺りが積雪で交通網の乱れが心配される、ということで本日はタクシーで(開門と同時の)6時に学校入り。時間割係として不測の事態(ダイヤの乱れ等に伴う突発的な授業短縮・時間割変更)にその場で対応出来るようにしておくためです。序でに、明日の中1~高2の6限授業(高3はセンター模試)を5限、及び4限に減らす2種類の授業案(金曜・土曜の授業がぐちゃぐちゃになります)を作り、雪で始業が遅れた場合の短縮授業にも備えておきます。今年度はコロナだ大雨だ台風だ人身事故だ信号の故障だで何度も何度も授業が短縮されましたから、こういう突貫工事には慣れきっています。勿論、ダイヤ混乱等なく日常が滞りなく送れるのが最も喜ばしいことなので、短縮授業案を作っている間に考えているのは「どうかこれが無駄になりますように」ということばかりです。
 (教員だけなのかは知りませんが)教員の仕事には、「どうかこれが無駄になりますように」というものが少なからずあります。代表的なものは、大学入試前期入試が終わってから合格発表までの間に生徒が持ってくる後期試験小論文の添削でしょうか。前期で合格するのに越したことはないのですから、これぞまさに「どうかこれが無駄になりますように」案件ですね。勿論、本気で小論文に取り組んだ生徒の経験はその後に活きるに決まっていますので、何をもって「無駄」と呼ぶのかという問題もありますが。使われることのなかった時間割変更案も、私の頭の体操(老化防止)になっているかも知れませんし。

 というわけで、3時起床、課題テスト(高2現代文)の採点・集計を終わらせて6時学校入り、始業までに前述のデスクワークを。今朝は雪ではなく小雨、時間割は通常通りです。高2は午前中に課題テスト、午後(5・6限)が授業で私は現代文を2クラスで(テストを返却しました)。

 1/7も「自粛御膳」をお休みして連夜の「もりき」へ。こう寒いと(夕方から雪が降り始めました)、遠出をする気が起きません。二日市「月空」もチラと頭を過ぎりましたが、雪で帰れなくなったらというヘタレた恐れで回避です。
 「もりき」を選んだ理由はもう一つ。1/7には決まって(突き出しで)七草粥が出てくるのです。マスターは人生のベテランなので年中行事を大切になさいます。
 注文はマグロ納豆・豆腐鉄板、日本酒は定番中心。

 さて、明日の雪模様、如何。