トマトとまどうトマトマト

 共通テスト(←名称嫌)を終えた高3は、本日からコース別(文系東大、文系難関、理系東大京大、理系医学部、理系難関)に分かれて二次対策特別授業を受けることになります。2時限100分を1コマにして、受験大学の二次試験対策に集中する、謂わば全てが「特講」になるのですね。私は文系・理系それぞれの東大古典(古文・漢文で100分)の漢文パートを担当、本日は授業(講義)無しで、明日は1限に文系、6限に理系をやります。愈々、入試に向けてラストスパートという感覚。
 5時起床、6時半に職員室着。明日の講義は文系・理系ともに同じ問題(2003年文系・利瑪竇)を使うことにします。そのプリント印刷、板書計画。時間割業務、浪人中の卒業生の依頼添削、を終えたところで8時半の始業です。その職員連絡会にて、夕方に職員会議(週末のF校入試業務関連)があってこれが超長い、ということに初めて気づくという迂闊、昼休みに年休を絡めて自宅まで往復することに決めました。
 自宅までは徒歩で往復30分、昼休みと1時間の年休とを併せた120分あれば、自宅で夕食の準備と二度目の入浴とを済ませておくことが出来ます。小松菜とエノキとを茹でて調味料と和えたらナムル、黒胡麻を摺って同じく調味料と和えたら胡麻和えの素(ミニトマト10粒を半分に切って器に盛った状態で冷蔵庫へ)、鮭の炊き込み御飯を作るので具材となる野菜(牛蒡・舞茸・人参)を刻んでおき、余り野菜他(ベーコン・占地・菠薐草・山芋)は適当に切ってジップロック保存でこれは味噌汁用。
 放課後の職員会議はやはり長く。一応勤務19年目ですので入試業務に関して不案内な部分はそんなにゃ無いんですけれども、入試業務ではミスが絶対に許されませんし、初年度の先生もいらっしゃいますので、全日から採点業務終了日までの細かな動きを逐一確認していくのに確り向き合うのです。端的に疲労、帰宅はタクシー。

 自宅着、ラフな格好に着替えたら、玄関を潜って7分後には「冬物語」をかしゃぷしゅ~、どや。5分で米2合を研いで、土鍋の中で(だし汁・調味料400ml)浸水させておきます(刻んでおいた具材と鮭の切り身2枚も)。そうしたら後の作業は1分。ランチョンマット・箸・グラスは昼に準備済み、ナムルはタッパーから器へ移すだけですし、胡麻和えは器に盛ったミニトマトに作成済みの「素」を乗せるだけですから。ナムルと胡麻和えとで「冬物語」を2缶、これで1時間弱。その間に、浸水20分、炊飯10分強、蒸らし20分の炊き込み御飯は完成。野菜の器2つを洗って食洗機に入れ、ランチョンマットに御飯と日本酒との器(土鍋・杓文字・茶碗・日本酒グラス・漬物小鉢)をセットしたら、本日の第2回戦の始まり。通販で買った福井のお酒は確認が甘くアル添(本醸造)でしたが美味だったのでOK。〆は余り物味噌汁、全ての洗い物を済ませたら飲み始めから3時間以上経っていました。文庫本を半分、未消化のTV番組録画を1本。
 655蔵目・福井「飛鳥井」(本醸造 しぼりたて)。