首ったけなんだよ アイスクリーム ユースクリーム

 神田憲行『「謎」の進学校 麻布の教え』を読んでいる最中。校則が無い(服装髪型自由だから「私服金髪」もオッケー)という一点から解るとおり、彼我の緩さのレベルは雲泥だということを棚上げしたら。バンカラ気質が出発点とか、卒論があるとか、文化祭は実行委員主導で教師不介入とか、生徒にヲタクが多いとか、独特の内輪意識とか、あらあらどっかの中高一貫校みたいだね……と思ってたら122ページ1行目、「麻布の常識は世間の非常識」!

 出勤時に職員室の体重計に乗ったら、68.0㎏。明日の同じ時間にどうなっているのか戦々恐々、本日夜はHさんちでカレーパーティーの日。

 始業前は本日中3授業の板書計画、1限の教室に行き板書準備。職員室のゴミ箱の整美、卒業生の添削、PC室で日記更新。
 授業は1~4限で4クラス。「狐借虎威」の後半と、再読文字の書き下し方。63回生は「当」と「応」とが同じ意味を表すというのを中3の時に非常勤の先生に習ったんですけれどもそもそも勉強しない中学生だった上に中弛みの真っ最中ということでだ~れも聞いちゃいなかった、から高3センター試験本試験で出題された時に軒並み4点を落とした。「中3の時の話なんか誰も覚えてねえっつーの!」と逆ギレーションのお子様たちには、「違う違う、あれは呪い。非常勤先生の呪い」
 放課後までの3時間は卒業生答案添削、放課後は現在所属している64回生高3の会議(第1回定期テスト成績検討その他)。昨年度も高3(63回生)だった立場からの発言を幾つか求められ二言三言お答えしながら、63回生と64回生との学年の雰囲気の違いについて考えてみたり。

 職員室から2箇所のご用命で飲み会幹事拝承。
 一つは終業式後、高3主催でお世話になっている先生方をお招きする(半)学校行事、これは40人規模のお店を探すもので明日以降じっくり。
 もう一つは私が関わっていない某学年団の今週末の飲み会(保護者会の慰労会?)で、「学年会議で店をどこにしようかって話になったら、主任が『池ノ都先生に探してもらいましょう』だって」と。流石に自分が参加しない飲み会の店を確定するのは気が引けるので、学年団でいちばん年上の先生に市内40軒をリストアップしてお見せし、その中から直観で一軒を選んで頂く。単品注文で飲み放題が出来る店だったので、主任の名前で予約をとり、「ぐるなび」から印刷した地図を貼りつけた案内状を参加人数分作成。

 Hさんちのカレーパーティー。参加料金1000円(これは貯蓄していつか二人で贅沢な飲み会をするのです)とお酒(今日は500mlのビールを6本)とを持参したら、先ずはヒジキ炒め・野菜サラダ・タケノコ煮・鶏の南蛮漬け・豆腐と牛肉の煮付け、を肴にビール(二人で500mlを2本)からの日本酒。この時点で満腹になるんじゃないのかしらと思ったら甘いもんで、その後カレーを2杯頂く。この時点で2時間経ってて、後はベビーチーズやら白子のりやらをつまみにたら~っと飲む。今日は話が盛り上がったりYou Tubeで昔のテレビ音源を聴くのに夢中になったりしている内に4時間も滞在。気づいたら今日開けた「山間」純米大吟醸、一升瓶が8割方無くなっちゃってるし。
 お土産に大量のおかきを頂いて帰る(良いお酒だったからなのか、全然酔っぱらってる感覚がない徒歩帰宅)。Hさん曰く「ウチに来たら2㎏は太って貰わないと」と。明日の体重計、きっと絶叫マシーンです。