小さき負傷者たちの為に

 3時半起床、5時学校入り。昨日の文系東大特講の添削を(2時間弱で)終わらせて、職員室のゴミ箱・シュレッダーの整理、PC室で日記の更新。

 本日は午前中年休。F高の親玉大学病院にて母君の2ヶ月に一度の検診、その後、例えば母君に新居の内覧をしていただくなど、新居にまつわる種々の手続きを。
 先ず、7時30分に大学病院に。母君の検診介添のついでに、職場の検診で要精密検査と言われた血液を診てもらうおうという算段。書いてませんでしたが、私、今年の職員健康診断で「白血球が少ない」と言われ。

 生徒見舞いや予防接種以外では病院のお世話には、とかこないだ卒業生に話したばかりで恥ずかしいですが、7時30分に病院の総合受付で「初診」の申し込み。事務の方に(検査結果と一緒に渡された)紹介状をお渡ししたところ、少し待って7時55分に呼び出され、血液内科を受診するよう指示される(整理番号3番)。
 8時過ぎに内科総合受付に到着。30分に窓口が開いたので、諸々の書類を事務の方にお渡し。その後、その事務の方の指示で問診を書くことに。身長・体重・体温を書き込むよう言われたので、身長と体重は提出した健康診断結果に書かれているものを書く。体温は、処置室の体温計をお借りするよう言われて従う(37.1度)。
 問診を提出した後、8時47分に再び事務の方に呼ばれ、「申し訳ありません、火曜日は血液内科の初診診療は受けつけておりませんので、本日をご希望になるなら午後からなら可能だと先生が」と言われる。あれっ、この事務員馬鹿なのかしら、と思って顔を2秒ほど眺めたのですが至って理知的な顔立ちだし表情も真面目。病院って、ちょっとした連携連絡ミスで患者を4時間待たせるなんて結果が出来しても「あるある」で済まされちゃうんですかね。病院にはあんまり行かないんで知らないんですけど。でもってやっぱり患者って弱い立場だから従うんですかね。患者にもあんまりなったことがないんで知らないんですけど。
 「どうしてそれまでに診療が出来ないと気づかなかったんですか? 体温まで測らせたんですか?」と聞くのもアホらしいし多分聞いて返事をもらってもまたあれっ、この事務員馬鹿なのかしら、と思うことになるだけだろうから諦める。今年は、もう精密検査はしません。
 「じゃあ、今日は結構です」と答えたら事務員、「では、紹介状はお預かりしましょうか? 後日のご希望はいつになりますか?」と来た。「紹介状は返して下さい。別の病院でも検査は出来るんですよね?」「はい、大きな病院なら」

 だから病院は嫌いなんだ。つっても、これは誰が悪いっていうよりも私が病院ってところの雰囲気とかシステムとかと合わないってだけなんでしょうね(別に、上記事務員に対しても怒っているわけではありません)。そういえば、数日前の日記にも書きましたけれども、普段そんなことがないのに病院ではよく躓くし。っつか、誰が悪いって言えばもしかしたら待ち時間の読書に江口夏実『鬼灯の冷徹(19)』(★★★)とかを選んだ罰が当たったのかも。不謹慎すぎる。

 私の母君の担当をして下さっている先生は、しかし問答無用で素晴らしい(頼もしい)方。母君の経過は良好(順調?)なようで、本日の検査も異常なし。2ヶ月後の検査は手術から1年超、次に異常が無かったら定期検診の感覚を少し広げても、という言葉に母君が胸をなで下ろされ、私も同様。
 母君とは、銀行・新居で手続きや内覧やを行い、喫茶店でこれからのことをお話しして、午前中でお別れ。次にお会いするのは、6日の日曜日です。

 午後から職場に入って(本日は始業式で生徒は午前中下校)、細々とデスクワーク。
 病院での不快な経験(私の血液内科)、安堵の体験(母君の呼吸器外科)、銀行での大きな金額に関する手続き、等々で疲れてしまったんでしょうね。夕方は16時に学校を出て、近所で冷やしそうめんだけ食べて帰宅、即就寝。