ふたりでジャンボリー

 お湯がたまるまでの20分は布団のなかでゴロゴロ、ゆったり入浴をした後は気分を上げるために背広に着替えて臨戦態勢。嘗てなら「Joyfull」で添削だったところですが、今は自宅の書斎のテーブルの方がファミレスよりも大きい上に必殺のT-falがあるので冷暖房無しでも全く問題が無い、ということで東大文理共通(14年の藤山直樹『落語の国の精神分析』)をガッシガシ書斎添削……し始めたらまぁ調子よく進むこと進むことビバ我が家。120字問題(五)以外を全て採点した段階で4時、そこから京大に移って文系10枚を添削し終わったら4時45分、完璧なタイミングで家を出て職員室にはジャスト5時入り。

 職員室で120字問(五)を添削し、テスト会以外で任意提出されていた東大・北大の問題も全て添削を終わらせ、残ったノルマのないきれいな身体で始業8時30分を迎えることが出来ました。予定通りだとは言え達成感は大きい、勝因は書斎添削の(予想以上の)やりやすさです。

 始業後はのんびりと仕事。テンションは添削でドライブがかかったこともあるのか徹夜明け的な感じでハイになってましたので、意識的にスピードを落として。
 先ずは昨日「もりき」で頼まれた資料の作成から。マスターのお嬢様は高3で受験生なのですが、志望校過去問(『狭衣物語』)の本文と訳とを教えて欲しいと言われたので全集(小学館)の当該部分をプリント化。写メをお送りします。公立校の図書館にも全集くらいある筈だからご自分でお探しください、とは言えない私。自分の教え子だったら厳しく……言わないだろうなぁ、準備してやるでしょうね。
 後は、慶應大学の小論文を2つ添削して、午後に面談。任意提出の過去問(東大・京大)の添削。
 昼休みには、本当は昨日やろうと思っていてとても出来なかったコンサートチケット申込手続きを。3月28日に東京で開催される矢野顕子石川さゆりジョイントコンサート。これは抽選なので手に入るかはまだ分からず、もしも当選したらオツカル様とデート鑑賞です。ついでに、2月23日~26日の東大応援出張(前乗り付き)の新幹線(のぞみ早得)も電話申し込み。

 とても捌けないだろうと思ってた添削が予想外の捌け方をしたので、寸暇どころかまとめて本を読む時間が出来ました。「もりき」で飲んだら喋ってばっかりで本を読む暇がなくなるので、今日の晩酌はカウンターの広い居酒屋「S」にて。内田義彦・森銑三を少しずつ。西原理恵子『ダーリンは70歳』は一気に読了しました(文句なしで★★★★★)。
 0時起きの身体が悲鳴を上げる前にベッドへ。最後の方は(酔いじゃ無いですよ、眠気で)朦朧としてたから覚えてないですけど、19時過ぎには「完落ち」してたんじゃないかな。