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この現実の身にもう一度、蘇る音だったのか、と私は不意を襲われた。

 5時職員室入りに向けて3時半の目覚ましでしたが、浴室の電球が切れていたのをフロントに頼んで交換してもらうまでの時間のロスで、少し遅れが出てしまいました。因みに、泊まっているホテル「W」の提供する朝食は6時半からなので、通常出勤の日は食べることが出来ません。
 本日は1・2限に高1現代文、6限に高3東大理系漢文特講。合間に通知表他、クラス生徒へ送る資料の封入・発送作業。放課後には特講添削。自宅の工事も本日から開始です。

 高1の授業2コマ(志賀直哉「城の崎にて」)、及び封入・発送作業を終わらせてから、学校を抜け出して自宅工事の確認へ。寝室・クローゼット・玄関・洗面所の床を全て剥がしています。床下一面、そらカビにもなるわ、という濡れ方。外から寝室の下を通ってトイレ・洗面所へと続く送水管、赤は風呂の追い炊き、青は水、黄色はお湯、という説明。施工業者の方曰く、この中のどれかから水が少しだけ漏れ出していると考えられるのに、そのどこにもひびや接続の緩い部分やが見つからずに困惑している、とのこと。原因が分からないと手の施しようがないのです。初日にして工期が遅れそう(私のホテル滞在が延びそう)な雰囲気が濃厚ですが、繰り返さないことが最優先で拙速は無意味ですので、焦らずじっくり作業をなさって下さい、とお願いしました。どの道お気楽な一人暮らし、私なら待てます。

 学校に戻って、高3の東大理系漢文特講。今年の高3(65回生)については、文系・東大理系を合わせた70人弱を高3の1年間だけ担当しているという関係ですので、正直彼らがどのような教育を受けてきたのか、どのような素質を持っているのか、は全く分からない状態。ただ、一言だけ間違いなく言えるのは、古典に関しては直訳・逐語訳を徹底するという意識がまだ不足している、という点。ここは、後半年で矯正したいところ。
 添削を終わらせてからホテルに戻り、ホテルから徒歩10分弱の焼き鳥屋「Y」にて読書。大橋巨泉の自叙伝『ゲバゲバ人生』が滅法面白い。