光の塵 差し込む窓

 文化の日なので、文化にかかわる何かをしようと思ったら国語の授業準備と読書独酌だったの日。
 4時半起床、入浴。6時~13時、学校で仕事。13時~14時30分、中華料理屋「H」で読書独酌。14時30分~17時、『宇宙図書館』を聴きながら市内ウォーキング。17時~18時、入浴。18時~19時、自宅ソファーで読書独酌。19時30分、就寝。
 お爺ちゃんか。

 フツー『ガンカンジャ1 空は高くいい天気なのに』読了、★★★。母君が末期癌に冒されて以降、この手の作品が気になるように。患者の立場で描かれたものの理解は経験の無い者ではどうしても届かない部分がありますね。
 池辺葵『プリンセスメゾン(3)』読了、★★★★★。昨年、共に住む相手も予定もないままマンションの部屋を買い、「ただいま」の声が微かに反響する自室で読書したりDVDを観たり、時には酔ってベッドではなくソファーで寝たり。伊達さんの「ひとりで充実してるのはだめなんでしょうか」(p40)に圧倒的に共感、その後に(手書き文字程度の小声で)「ふふ なんてね」ってのも。
 松任谷正隆『僕の音楽キャリア全部話します』読了、★★★★。松任ユーミンのファンとして購入。先日発売になった松木直也『音楽家 村井邦彦の時代』を思い出しながら。かつてあるインタビューでユーミンが「旦那は私の10倍は天才」(大意)と発言したこともある才能、そして自ら認める拘りと我が儘とが、ユーミンとの戦友的二人三脚を成り立たせた。かつて某雑誌で「滑稽」と酷評された『ダイアモンドダストが~』のシンクラヴィアは、やはり本人も認める黒歴史だったんですね。