人の絆は付かず離れず 希薄な方がいい

 毎年3月27日は国語科の会議。午前中に会議、昼に科研究室の掃除をして、夜は年度末の慰労会(幹事私)というのが恒例の流れ。教育実習生が来てその慰労会をする場合を除き、国語科が飲み会を開くのは年に一度だけです。F校内には様々な集合がありますが、その中では極めて淡泊な方ですね。
 私はセンター・東大・京大の現代文の今年の出題内容をお話しするプレゼンを20分ほど。今年度高3の二次対策を担当なさった先生方がそれぞれ古文・漢文に関して同じ事をなさいます。その他、報告・審議事案をこなして会議自体は2時間もあれば終了。研究室の掃除というのも、各出版社から大量に持ち込まれる「審査用見本」という問題集・参考書をきびって(方言)捨てる「だけ」です。せっかくの「審査用見本」を捨てるなんて失礼なと思われるかも知れませんが、来年度、全ての問題集・参考書について少し内容を改めただけの改訂版「見本」が届くのだから仕方がありません。毎年「何とかならんのかね」と愚痴りながら、性別年齢を問わぬ肉体労働従事の2時間です。

 午後15時から、母君が週一でお世話になっているリハビリステーションに出向き、医師・介護士・ケアマネKさん・母君・私、の5人でリハビリプランを検討する会議。終了後は、母君と一緒にタクシーで自宅に戻りました(通常の送り迎えはステーションの方にお願いしています)。来週の長男(私)の4泊5日上京の時に、母君が初めての独居に挑戦する(朝夕と介護士・看護師の方が訪問、昼夜は配食サービス)というお話をしたら、医師・介護士の方から前のめりな応援をされました。
 帰宅後に母君の夕食を作成してから国語科の飲み会へ。居酒屋「K」の2階フロアを借り切って小宴、乾杯の時に科の最年長の先生から67回生の成功を祝い担任団であった私を労うお言葉を頂戴して恐縮。
 2時間の宴会の後、近くで飲んでる58回生Fくん・Eさん・同窓同僚数学に顔見せ程度に合流して、タクシーで帰宅、失神。