もうだいじょうぶヒステリー

 同じ学年(63回生)を担当している新任女性英語先生に、私の体験したF校教師惨め話。
 私「初年度って56回生の中3から入ったんですけど、そん時のイジメられ方なんてもうあ~た、我ながら面白いの一言だったんですから」
 新「え~、そうなんですか~?」
 私「授業を聞いてくれないなんてね、そんなのは当たり前。静かになったら授業をはじめま~す、って言って終ベルまで待ったことありますからね」
 新「え~、ほんとですか~?」
 私「ほんともほんと。今63回生の主任やってる××先生とか体育科の〇〇先生とかなんか『3年耐えろ。3年経ったらお前の実力を生徒が認めてちゃんと聞くようになる』って励ましてくれてたんですけど、3年経っても教壇で授業始めようとしたら生徒から『私語をするな』って言われる有り様で。『話が違うやんけ!』って××先生に詰め寄ったら『あれ~、おかし~な~。あと5年待てる?』だって」
 新「何ですかその適当なノリは」
 私「一回なんてあんまりうるさいもんだから授業中に勢い余ってキレたんですけれどもその途端配ったプリントが全部ビリビリになって生徒の方から降り注いできて紅白の北島三郎みたいになりましたもん。これがホントの『帰ろかな』、ってやかましわ!」
 新「凄~い! 先生、何でそんな話を面白可笑しく出来るんですか~?」
 そうしなきゃ泣くからですよ。

 年末の上京旅行の夜飲み会調整中。あの時中3だった56回生が(文系は)バリッバリの社会人なんですもんねぇ。初任給が今の私よりも高いっていう高給取りになってねぇ、ほんに素晴らしいこと頼もしいことこの上ないんですけどそんな状態で何でこっちが飲み代を奢らんないかんのかというのは誰かに教えて欲しい。

 今日は授業無し、5時出勤18時退勤の13時間は学級担任業務・時間割業務にそれぞれ1時間を割いた以外はず~っと定期テスト採点。