長い長い長い長い長い話を朝まで

 健康起床。品川駅でお土産(「もりき」とHさんとへ)を購入して新幹線へ、という流れは同じなんですけれども、今回は博多経由でK駅に帰るのではなく、途中の小倉で降りて実家に戻るというのがいつもの旅行と違うところで。本日から2泊3日で実家帰省です。

 先ずは、上京旅行中に読了の本。
 戸部田誠『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か』読了、★★★★。『タモリ論』よりずっと良い、というのは間違いない(しどこででも言われてるんでしょう)けれどもさすがタモリについての文章、2014年8月15日現在(2日連続でメタ記述)、本の内容を全く覚えていない。本書を目の前に置いて日記書いてるんですけど(表紙でタモリが「一杯のかけそば」を食ってますね)、中身を確認する気も起こらない。岸田今日子が「いいとも」の観客(のエ~ッ!)に向かって彼らが「いいとも」の観客を演じていることを指摘したエピソード、を観て膝を打ったナンシー関によるコラム、ってのについてはこの本で言及されてたんだっけ……?
 原克玄『かばやし(3)』『るみちゃんの事象(5)』読了、どちらも★★★。
 室山まゆみあさりちゃん(100)』読了、★★★。小学生の頃から読んでた漫画が堂々完結。こういうオールドファンは絶対多いと思うんですけど、「マイフレンド・フォーエバー」が読者投票1位になるのは分かるよね~、程度までは話について行けるけど、折り返し50巻あたりからははっきりと習慣と惰性とで読んでた(私にとっては「うにょ」が来たあたりでは既に面白さは二の次になってました)程度の読者になってたので、100巻完結! に当たっても最早「看取った感」ってのがいちばん大きいですよね。
 松田奈緒子重版出来!(3)』読了、★★★★。えっと、有川浩的な「勧・善・懲・悪!」二分には……収まんないよ、ねぇ?
 安部譲二山田詠美『人生相談劇場』読了、★★★★。人生相談の相手に小説家を選んでる時点で相談者も覚悟の上だろうから、相談への回答なのに脱線が多すぎるとかいう批判はナンセンスでしょうね。後、山田氏が言ってた歯医者ミュージシャンって、井上陽水なんかな。
 永江朗『おじさんの哲学』読了、★★★★。これも、内田樹先生講演予習って感覚で。実際に、次々に紹介される評論家には確かに好きな人が多かったですが、それだけに読んで「初めて知った!」という感動はあまりなく。

 夜の実家で、録画してもらっていた「いいとも」のフィナーレを早送りしながら視聴。「レジェンド」が強調されてたスターそろい踏みは、確かに貴重なショットだったんでしょうね。ですけど、こないだオツカル様から、千原ジュニア誕生会で明石家さんまの話が長すぎて次のケンドーコバヤシが「長いねん!」と乱入してきたってのを聞いてたせいで、それがそのまま(今度は浜田雅功によって)繰り返されてるのがやたら強く印象に残り。
 さんまちゃんの舞台ジャックは、30日はケンドーコバヤシ、31日は浜田雅功にキレ芸を振った、ってことですよね。千原ライブに行き且つ「いいとも」フィナーレを観た人(結構多いでしょうけど)にだけ分かる、二日かけて仕込んだ天丼。