あゝ 風流だなんて ひとつ俳句でも

 5時入りの職員室で、京大特講の添削の残りを。で、東大京大計70枚の答案を朝のSHRで返してもらったら、次の1限授業(文系二次対策)で早速40枚超の添削(東大・大岡信「歳時記について」)がやってくるというね。やりますよ耐えますよこの椀子蕎麦、と2~6限で添削ガッシガシ(昼休みの生徒面談あり)、帰りのSHRで返却。放課後は、久しぶりにクイズ研究部に顔を出してクイズなんぞやってみたり。
 大岡信「歳時記について」は、その解説の中で、『古今集』が日本人の美観に与えたものとか、近代と前近代との時間感覚の違いとか、和歌と俳諧との文化としての差とか、本文にまつわる話の尽きぬ面白い教材。ですんで古い年代の問題ですけど好んで取り上げるんです(古い時代の東大入試では、辻田克己「ののはな」も素晴らしい文章です)。

 「もりき」店休の月曜日、最近近所に出来たチェーンの焼き鳥屋に入って二度と行かないと決めました。