近代的市民とその時間

 理系某氏の医学部自己推薦文を添削。したら「リーダーシップ」「協調性」「独創性」の三項全てを同じ体験を例にして書いてきてそれは流石に不足。自己省察を促したら、後日、寮生活の体験や実家の里山体験や、あるわあるわまあ色々な例を持ってきました。いいもんもんじゃんじょん(←「いいもんもってんじゃねーかよ」の野原しんのすけ的表現)。
 推薦文・志望理由書等々、添削はするけれども誘導したりましてや私が書いたりすることは絶対に出来ませんので(内発的に出てきた内容でなければ無意味)、この添削指導の書く・添削の往還の中で、生徒は割と真剣に(もしかしたら人生で初めて)真剣に自己の内面と向き合うことになります。書きながら泣く人、場合によってはガチでいますもんね。

 終日、学校で授業準備。
 町山智浩『99%対1% アメリカ格差ウォーズ』読了、★★★★★。日本って本当にここの言うことにへいこらと従ってるんですよねぇ。凄いですねぇ。