酔い醒めのお茶を飲み せつなさを噛みしめて

 授業と放課後特講(東大漢文)が終了して職員室に戻った18時、職員室で超議論好きそうな高1氏(存じ上げない方です)が担任団と話していたのですが、そんな方ですら「数学苦手だけど進路はとりあえず選択肢が広い理系」とか言ってて、彼の退室後「あんな文系文系したのまでとりあえず理系とか言いたれやがってあれか理系は居酒屋の生中かほしたら文系は金麦かああああっっ!」と叫んでドン引かれする程度には疲れていたんですけれども、同窓同僚先生はにっこり優しく「文系、オールフリーかもね」と応えて下さり酔いは醒めました。はい、添削します。

 で、その添削。
 「妻は、夫が妻のために涙を流しているのではない、と思って」という解答が正しい場合、「妻は、夫が自分のために涙を流しているのではない、と思って」という解答は不可0点になる理由を考える。東大漢文の添削で、3人に対して「解答内で『自分』は使わない方が無難」だと指示しました。