砂を噛むよな 私の暮らしに 明るい日が差した

 午前中は自宅書斎でデスクワーク。本日は、母君のケアプランに関して、ご担当のKさん(ケアプランセンター「M」の代表)が来宅、相談をすることになっています。先ずは、来週水曜日にデイケア(リハビリ中心)の無料お試しをやってみるという話。歩行がだんだん危なくなってきている(のに、昨日は往復30分以上掛けて理容室を訪れる等、意識は高くていらっしゃる)母君が「長持ち」する算段を立てるということです。もう一点は、私が長期で家を空ける(次はF中・高入試の時)に際する母君の預け先を、介護施設ではなく医療施設(具体的には、緩和ケア病棟への短期入院)に変えるという話。これは安全面からそうすべきというケアプラン側からの提案と、母君が現在お世話になっている介護施設「S」を変わりたいと希望されているというのとの一致で即決です。もう一点、自宅内に手すりをつけるというのも私発信で考えたのですが、母君のプライドはまだそれに首肯することを拒むという段階。デイケアがお気に召して、そこの療法士の方が勧めて下さるようなことがあれば状況は変わるかも知れません。

 昼からは学校でデスクワークを4時間。その後、自転車で岩田屋へ出向いて取り寄せを頼んでいたジャケットを受け取りました。地下の魚屋で母君のお好きな松前漬けを購入してから帰宅しようとしたら、それとは別にシジミが安く売られていたので一緒に購入。今日は、砂抜きの練習をします。

 砂抜き。鍋に塩水をはって、そこに一回り小さなざるをすっぽり。直接鍋底にシジミを置くと、吐いた砂を再び吸い込むことが懸念されるので、鍋底からざる底(?)までの段差を作って砂を下に落とす作戦。ざる底には、シジミを重ならないようにびっしり敷き詰めます。上下に重ねると、上のシジミが吐いた砂を下のシジミが吸い込むことが懸念されるそう。面倒臭い。

 母君に夕食を出し、シジミの砂抜きの準備を終えてから、今年初オープンの「もりき」に出向いて独酌。昨日あれだけ喋り倒したマスターに話す内容はもう無いのかと言えば、無内容で幾らでも話し続けられるから不思議。2時間はあっという間です。
 自宅に戻って読書独酌、シジミの砂抜きを始めてから4時間ほど経過した段階で、ざるを鍋から引き上げ、シジミの上に濡れ布巾を重ねて放置。起きる頃には丁度良い加減になっているそう。

 砂抜きの方法は正しいのかどうか知りません。全部ネットで調べました。面倒臭い。シジミの味噌汁は飲み会明けには持って来いですが、これは全て母君の胃の中に収まり、私は味見だけです。