私に似合う靴を買おう 標識は止まれだけれど

 本日の出勤は11時~13時の2時間だけで、それ以外の時間は年休にしています(F校教員は、1時間単位で年休が取得出来ます)。朝は母君の年金関係の手続きで郵便局に行き、次いで眼鏡屋に新しい眼鏡を取りに行きました(昼食は眼鏡屋近くの「龍の家」にて)。自宅に戻って母君の昼食を準備してから出勤し、高1A古文の授業プリントの準備をする等デスクワークを2時間。
 昼の帰宅後は、月一の緩和ケア外来(F校親玉大学病院)へ、母君の介添です。車椅子からタクシーに移るのも、車椅子を畳んでタクシーの荷台に載せるのも、大分慣れてきました。緩和ケアのF先生の診察(カウンセリングに近いかな)を1時間ほど。帰りには久しぶりに母君とお買い物、タクシーで血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」に出て、靴屋で母君の新しい靴を買いました。立って歩いての外出はもうお出来になりませんが、新しい靴を買うというのはそれだけでワクワクする行為です(靴を買うのは母君のリクエスト)。入浴介助、夕食のご提供等々を終わらせた後は、近所の肉料理「I」に17時過ぎに入店して読書独酌。「I」は29日(肉の日)を含めた前後3日に特別コースを出しているので本日は予約多数、ということで19時までの時間制限有りのカウンターでした。

 きたやまおさむ前田重治『良い加減に生きる 歌いながら考える深層心理』読了、★★★。作詞家としては勿論好きだったのですが、2007年の『劇的な精神分析入門』を読んで以降は精神分析学関連の著書のファンにも。様々な次元で両義が溶け合う人生を追究してきた氏の自分語りもまた面白いのです(2016年の『コブのない駱駝』は名著)。