如何にも自分は隴西の李徴である

 67回生(と、浪人の66回生)の『合格体験記』が届いたので、職員室の先生方の机上に配布……の後で、67回生で担任をご一緒した英語パイセンがやって来られ。
 英「あのさ、池ノ都くん、『タイキ』って何? 大きい鬼? 辞書に載ってないんだけど」
 私「あぁ、それは『オオオニ』ですね。ガチで厳しい教員」
 英「校正の時に検閲しとけや! 何よ『あの大鬼で有名な英語先生』って!」
 危うく「だからその、今の表情」とかツッコんでプチ殺されるところでしたがすんでで飲み込み、その原稿を書いた我らB組文系Sくんには「英語先生の顔見たら逃げたが良いかも」とメール。

 「(大)鬼」「(大)仏」って、東大だけの(時代錯誤社が作った?)用語なんですかね。或いは関東だけ? 職員室の周りの先生方も皆さんご存じでなく。確かに、知らずにいきなり「大鬼」とか言われたらショックかも知れませんね。でもさぁ、「苛政猛於虎也」って言うじゃん? 虎より上っつったらそれは……ってことになりませんかね? とか本人に言ったら八つ裂き必至、必死。