ぼくは もう少し こうしていたい気持です

 3時起床、高3漢文定期の採点・集計の仕上げ。入浴、母君の朝食準備の後で学校に入り7時15分。平均点等のデータを付した解答解説プリントを突貫で作成し、高3の200人分を印刷。時間との勝負でしたが、200枚の印刷が8時29分56秒に終わり、印刷機が止まった瞬間に職員朝礼の開始を告げるチャイムが鳴りました。間に合わなかったことはありませんけれども、流石にこれはギリギリセーフの新記録。時限爆弾のコードを切った、みたいな感覚。

 母君はリハビリステーションの日ですので自宅往復はなしで、今日は高3センター漢文の授業が5クラスです。授業の冒頭で定期テストを返却した以外は、センターを解く、解説をする、といういつも通りの授業。
 高3センター漢文の授業では、毎回手作りの解答用紙(B5)を作成しています。生徒は問題用紙に自分の解答をメモして自己採点しますが、私も回収した解答用紙を採点して全員の点数をチェックするんですね。で、センターの解答用紙はせいぜい数字を8つ程度書くだけなので、解答用紙の大部分は解答欄以外のスペースになります。そちらの方が解答欄より大きい「余白」には、前回の授業のデータ(全体・文理別・クラス別の平均点、50点満点の生徒の氏名)と、今回の問題本文と内容が通底する小文とを載せます。今回の本文は友情がテーマだったので、森田童子「さよなら ぼくの ともだち」の歌詞を載せたんですが、回収した答案の中に一人「僕は『孤立無援の唄』が好きです」と書いてきた生徒が居ました。渋い。

 授業が5コマ詰まっていたら、その日の就業時間はほぼそれに費やされて、細切れの時間で授業プリント作成(今日は高1Aの古文)を少しやったらもういっぱいいっぱいです。放課後の外掃監督を終えたら直ぐに17時。母君のお休みまで時間がありませんので、自転車をかっ飛ばして自宅に戻り、お風呂を沸かす間に夕食の準備、お風呂には私・母君の順番で入り、お風呂から上がられた母君に夕食とお薬とをお出ししたら一日のノルマは終わりです。

 夜は肉料理「I」のカウンターで読書独酌。「人生初」は至るところに転がっているもんですけれども、今日は人生初カシスウーロンなどを(美味しくないことはなかったですけれども、二度目はないかな)。