東村アキコ『薔薇とチューリップ』読了、★★。イマイチ。
年休！ 今日を休みにするということは、明日明後日の連休と合わせた３連休が実現するということですね（いや、自宅で採点もしますし、日・月は学校にも行きますけど）。
朝イチで介護施設「Ｉ」に行ってお見舞い。運良く母君はお目覚めでした。耳は最期まで聞こえるそうで、お身体をさすりながらの話しかけは、そうですね、もしも私が喪主の挨拶をするならばこのようなことを言うだろうというような内容を。お墓を買ったＳ寺のご住職にお経を上げて頂くことだけはご報告して、通夜や斎場を使った本格的な葬儀は行わないこと（これは母君の厳命）も。「Ｉ」を出てから、読経をお願いする日がそう遠くないだろうことをＳ寺のご住職に電話でご報告し、いつでも電話を下さいというお言葉を賜りました。
朝昼兼用の食事は、西鉄駅前に出来てなんかやだな～と思っていた「Ｉ丸水産」にて。体験すらせず「なんかやだな～」というのは失礼ですからね、と一通りメニューを注文して、「なんかやだな～」は「やっぱやだな～」に進化しました。
自宅書斎で定期テストの採点。途中、仮眠を挟んだりして贅沢。定期テストは、外進Ａ組も内進Ｂ～Ｅ組も平均点を下げそう。端的に、勉強が（或いは、古文のようなモブ科目に手を回す余裕が）足りていません。
Ｋ市に最近出来たシティ・プラザ。どんなコネがあるのかは知りませんが、とにかく良い舞台（ぶっちゃけると有名な俳優や歌手や演奏家）が来るんですよ。本日は、『なにわバタフライ』（北九州）、『不信』（池袋）に続く３度目の三谷幸喜作品。追加公演も満員御礼『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』を、Ｈさんと二人で鑑賞。今日は主演の柿澤勇人さんのお誕生日でもあるらしく、ロビーには「ファン有志一同」「中国ファン」などからの花輪が飾られています（柿澤さんのことを私は知らないのですが、日本の外でも人気なんですね）。
いや～、笑えた笑えた。ミステリとしても、ラストのトランプの心理戦など素晴らしく。あと、これまでのTVでどうしても良さが解らなかった佐藤二朗さんが初めて「面白い」な、と思えました。この人は本当は真面目・ツッコミの人だったんですね。手練れのボケなのかと思って観てたのがいけなかった。
Ｈさんのご希望で、夜はシティ・プラザ徒歩２分の寿司「Ｇ」へ。「もりき」マスターとも昵懇のお店はカウンター７席のみの人気店。市内にある回らないお寿司の中では最も安いんじゃないかな（昔はどのネタも１貫100円でした）。おつまみのピーナッツが食べ放題というのも、酒飲みを殺しにかかってて大変好もしく。
帰ろうとして乗ったタクシーで、アラフォー私とアラカンＨさんとを運転手氏が夫婦と（多分本気で）勘違いなさって、「奥さんが旦那さんを引っ張るのが一番ですよ～、みたところ、歳も稼ぎも度量も奥さんの方が上みたいですし～」と、私とＨさんとが夫婦ではないという前提の誤謬以外は100％間違っていないコメントを寄せて下さいまして。喜んだＨさんがそのままタクシーを「もりき」に走らせ、カウンターで自慢する自慢する。「あたしたちって、夫婦に見えるのね～、んふふふふふふふふふふふ」
稼ぎがない旦那なんで、全額奢って貰いましたけど。
