是日所談、莫非高論。如雲如雨、各逞才知。

 昨日の日記に登場した物理先生との会話。
 物「先生、実際、英数を毎日1時間以上とか、やってました?」
 私「長期休み以外は、当然やるよね」
 物「ほんとですか~? 考えられんわ~」
 私「というか、宿題やったらそうなるってだけだけど。やってたから、生徒には堂々と要求できる。羨ましいでしょ~」
 物「マジで羨まし~」
 私「物理くんは真面目だから後ろめたいんだろーけど、いいとこに行きたかったら勉強しないといけないのは事実なんだから、別にいーじゃん」
 寮でゲームギアやったり、興味が持てなかったり頭と手とに余裕があったりする授業中にはルーズリーフに好きな曲(ユーミン中島みゆき)の歌詞を写経したり、適当に遊ぶF校生でしたが、英数1時間なんてのは歯磨きと同じでして。実際それで6年間通して東大に行った訳ですから、必要性は体感で知ってますし履歴で証明できます。だから、同じことを生徒に要求して後ろめたさはありません。これは努力型高学歴(←自分で言う)の有利なところですね。

 5時起床、入浴・お供え、6時学校入り。授業準備その他デスクワークを始業まで。始業後は、授業が3種類4コマ、会議1コマ、空き時間は高3漢文の添削、でノンストップ。
 そして放課後に長い会議があったのですが、今日のは完璧でした。休憩無しの2時間超でしたが沈黙の時間は皆無、プレゼン担当の先生方は勿論、聞いてる側もずっと頭を使ってる気配がびんびんでしたし、人数が少なかったのもあって全員が積極的に発言して、会議録真っ黒、資料真っ赤。終わった瞬間に「これは勝った!」とガッツポーズをして笑われてしまいました。ウチのガッコ、本気出したら凄い人ばっかなんだから、と今年度最大級の多幸感。司会と資料整理とは私が担当なんで、後処理は物量的には大変なのですが、ああいう良い時間を過ごせたんだから全く気になりません。スポーツはやんないんだけど、試合後の充実感ってこんな感じなのかなぁ、と。

 夜は「もりき」で勝利の美酒。本日最初に口にする固形物には鴨刺しを選んで贅沢(朝から、湯茶を飲む時間程度しか取れませんでした)。ササミとロースと。〆は久々に和風パスタを。