物語は続く この僕に ほら今に咲く、

 1限・3限・5限とが授業、明日が終業式で冬休み前(高3にとってはセンター試験前)最後の授業です。昨日の日記に書いた通り、二次に不要な(センターのみの)科目については、高3生にとっては高校生活最後の授業が終了したということになるんですね。

 さて、合間の4限の時間に、アポイントメントがあって生徒相談室に向かいました。先日母君のことがあった時に、たった一人だけの家族を喪ったことが自分に(というか、自分の仕事に)どういう影響をもたらすかが全く分からなかったので、火葬の翌日の出勤日にカウンセラーの先生を訪ねて「自己の心身不調の気づき方」をお尋ねしたんですね。それというのも、心身の不調というのは大抵病識が無いものだと思われますので、何かサインになりそうなことを教えて頂いておけば、それと思ったときに直ぐに生徒相談室に駆け込む(職権濫用?)セイフティーネットになると思ったからです。その時のカウンセラー氏のお答えは「睡眠・食事・飲酒の量が増減する(酒の場合は「増」のみかな)、仕事で考えられないような凡ミスをする」というのがサインになるというものでした。幸い、四十九日を経た今でもそれに当たるものは感じ取れず。
 以前から、四十九日を過ぎたら念のためもう一度お話をしましょうとお言葉を頂戴していたのですが、お互い仕事で間拍子(←タイミングのことです)が合わず、今日になってしまいました。で、その「お話」なんですけれども、結局は「大丈夫」という結論だったんですよ。それなのに、目一杯50分もお話をしてしまいましてですね、カウンセラーの先生はお忙しいというのに。
 私「あっ、先生もよしながふみがお好きなんですか?」
 カ「えぇ、ほぼ全て読んでいます」
 私「『何食べた?』、ドラマも良かったですよねぇ」
 カ「先生も全部お読みで? 若しかして、よしながさんがお描きになった同人誌版の方も……」
 私「ケケケケケケケ、ケンジとシロさんとの褥をっ!? そそそそそ、そんなの見たい、じゃない見たことありませんですことよっ!」
 同人誌に褥ってのは知っとんのかい、というツッコミはともかく、よしながふみ談義で盛り上がって気づけば50分。仕事に全く関係ねぇ(いや、あれが「カウンセリング」だったのかも知れませんけども)。

 夜は、事務嬢さん、58回生Fくん(S病院研修2年目)と3人で飲み会。最近は、事務嬢さんとFくんとのデートにツッコミ役のゆるキャラがくっついてる、みたいな関係性になってますけど、最初は居酒屋「U」、二軒目はライブバー「a」と2軒。「a」では3人でマイクハナサーズだったんですけれども、私は今度オツカル様とのカラオケで出そうと思っていた折坂悠太「朝顔」が練習できたので満足(明るい雰囲気に水を注す歌ですけど)。
 で、私以外の2人が深夜の無敵モードになって来た辺りで、いつものやつを。「事務嬢さ~ん、帰ろ~」「帰り~」「はい、言質頂きましたっ! 許可得ましたっ! 私帰ります、Fくん、あとよろ!」
 ここで帰り損ねたら明日は仕事にならん、と逃げるように店を出て、何だか元気だったので50分くらい歩いて家に帰って(途中でF校生の魂食「M」でラーメン食ったのは完全に蛇足でした)、日付が変わる頃に就寝。後で聞けば2人は3時までコースだったらしいので(大丈夫なのか、研修医?)、やっぱりあそこで帰り損ねたら仕事にならないとこでした。勝ちやろ。