健康的に起床、大浴場で湯浴み、チェックアウト後は田町のネカフェで書き物。上京最後の贅沢はお久しぶりまっぴぃ（TQC17期）とのランチで、場所は品川「ウルフギャング・パック Pizza Bar アレア品川店」。知らなかったのですが、まっぴぃが現在在住してらっしゃる仙台って、東京から片道１時間半で行けるんですね（これって、ちょっと無理したら私の上京の日程に組み込むことすら不可能ではないということですよね）。まっぴぃはえぬとん（NTT東日本）の社員として品川駅前、正に今日のピザ屋の窓から見えるビルで働いておられたそうなので「ここいらは庭」だそう。
何となくピザが食べたい！ とチョイスしたんですけれども、店名の通りピザ屋というよりお洒落なイタリアンバー。シーザーサラダ、ヤリイカのフリット、ピザ２枚（マルゲリータ・ウルフギャングスモークサーモン）、を注文して、私はビールと白ワイン、これから観光のまっぴぃはソフトドリンク。
先ずは母君の件に関してお礼。TQC諸氏に連絡を廻して、お心遣いを施して下さいました。の後は、大学時代と同じよ～にたら～っとお話。まっぴぃとは大学時代ならそれこそ週５とかで会って話して飲んでたような気がしますが、就職後（私は福岡、まっぴぃは東京→仙台）めっきりですのでこういう機会は本当に珍しく。私は福岡、まっぴぃは長崎が出身ですので九州の様子はよく解りますが、私は東北地方に全く馴染みがない（空路跳び越えて北海道には旅行や修学旅行の引率に行ったことがありますが）ので、専らまっぴぃの「仙台良いとこ一度はお出で」話を聞く方……どっちかというと、観光にお出でというよりかは移住してお出でというアピールが強かったような気がしますが（住みよい街みたいですね）。
そして、ぴぃ氏と言えば『おっさんずラブ』ですよ。オンラインではまっぴぃ、職場では英語パイセンから怒濤のように『おっさんずラブin the sky』の情報が流れてくる毎日、結局１話しか観ていないのにちょいちょい詳しくなってしまった私なのです。で、ここでのまっぴぃの熱弁も英語パイセンと全く同じ内容（二人は仲良くなれそうです）。曰く、『OLits』は最終回のラスト５分が破綻している点意外は神ドラマである、「圭モバ」（←知らない人は検索してね）の田中圭の暴露によるその破綻の補填（そんな理由でラストの破綻が決まったのか！ と溜飲を下げる）までが一つの流れである、と。ぶっちゃけ、録り溜めただけで未視聴の人間には「ちょっと言ってる意味がわからない」ので、後で一気観で確認します、とお約束してお別れ。
14時の便は定刻通りに羽田を発ち、定刻通りに福岡に着。高速バスとタクシーとを乗り継いで帰宅し、風呂に入って一息ついたら、今度はお土産を持って「もりき」へ。マスター（のお子さま方）にお土産を渡すまでが旅行というのもありますが、本日は33回生の先輩方が（常連Ｈさんの音頭取りで）貸切同窓会を開いているので、そのお酌をしに行くのです。
33回生の先輩方とは、元々Ｈさんとよく「もりき」で飲んでいたというのもあるのですが、先輩方が幹事を務められた東京同窓会のゲストとして呼んで頂いたことが縁になってそれ以来時々声を掛けて頂くようになり、毎年年末に「もりき」で同窓会（皆で絶品鴨料理を堪能）をなさるのにちょこっと顔を出したり。今夜も、こっそり貰い酒を堪能しました（最初のビールだけ、奥様に550円をお支払いしました）。
会では嘗てのＦ校の思い出話に華を咲かせたり、私の方は現在のＦ校の様子（昔との変容）をお話ししたり。昔は高校体育祭が３日間掛けて行われていた（文化祭より秋の体育祭の方が重要行事だった）と聞いて、何回生までがぴんと来るんでしょう。文化祭の膨張（？）は50～55回生の間で始まってるんじゃないかな、私（47回生）の時は体育祭は２日間で、秋の応援団にも高３が参加していました（現在は高３の活動は４月の文化祭までで、体育祭の応援団は高２主体です）。あの頃が、体育祭と文化祭との規模が逆転に向かう過渡期だったのかも知れません。
あと驚いたのは、15名ほどお出でだった先輩方の中で、医師意外の11人全員が複数回の転職経験をお持ちだという事実でした。Ｐ社労組長でいらっしゃる某先輩は、最初の職場を３年で転じられて以降、都合４度の転職だそうです。33回生と言えば現在53歳。年功序列で一つ職場を勤め上げ、という「物語」とは別に、企業最前線ではそういうのも普通なのかも知れませんね。
上京中に読了の本は、以下。
森博嗣『つんつんブラザーズ』読了、★★★★。
よしながふみ『きのう何食べた？（16）』読了、★★★★★。
倖田青空『老後のススメ』読了、★★★。
増山江威子『僕らを育てた声 増山江威子編』読了、★★★。
石川ローズ『あをによし、それもよし（１）』読了、★★★★。
内田樹・平川克美『沈黙する知性』読了、★★★★。
