しなやかな指を持ちなさい 海へ来なさい

 卒業生から突然の連絡2件。
 先ずは、56回生の警察官僚。洋行(長期海外赴任)帰りのMくんから、帰国即2週間のホテル監禁を慰める本を10冊くらい紹介して欲しい、と。入浴直前に届いたメールに返信するために、初めて浴槽内でスマホを操作しました(落とさないかドキドキしました)。頭の中で漫画・評論・小説を10冊程度ずつ挙げてからそれを5冊ずつに絞る。15冊くらい紹介したら(既読を省いても)10冊の条件を満たすはずです。ただ、そこは若者の依頼の難しさ、「Kindle版」という但し書きがついており、電子書籍未体験の私は選んだ本が「Kindle」に入っているのかどうかを凡てチェックする必要がありました。で、15冊挙げた中では、中島敦と高木瑞穂『売春島』とは読了済みだというお返事、西成勤務経験がおありの(っつーかそこがキャリアスタートだった)Mくん、流石押さえるところは押さえてお出でです。
 続いて、63回生の現役一橋大生Iちゃん。こちらは、もうすぐ卒業する某ラジオ局のバイトをF校の後輩に引き継いで欲しく、大学1・2年生に募集をかけられないかという依頼。業種的に興味を持つ(バイトが勉強になる)人は多そうなので、気軽に引き受けて、67回生Aさん・Sくんに情報を回してもらいました。ら、即座に5人の応募があったので、全員をIちゃんに繋いどきました。

 「独楽吟」をまとめたり、センター試験(某年度国語Ⅰ)を丸ごと解かせたマークシートを採点してデータをまとめたり、バイト募集の卒業生とメールのやり取りをしたり、会議があったり、『合格体験記』の原稿に御礼のメールを打ったり、時間割変更案を作成したり。
 高3だけは5/25(月)から出校して課外授業、全学年の登校開始(即ち入学式・始業式)は6/1(月)、という方向性で行きそうだという話。その上で、中学と高校とを時間差登校にして「密」を避けたいということなので、「中学が高校よりも後から登校して先に下校する、中高で授業が行われる時間帯をずらさない(体育施設の都合・中高兼任の先生の都合、等)」という条件の時制を皆で検討しました。

 5/14の「自粛御膳」。
 納豆おろし蕎麦・刺身2点・豆腐サラダ・小鉢4種。
 量は少し多いんですけれども、一日一食ですから。開けた日本酒は新潟「村祐」の「黒」(純米大吟醸・無濾過本生)。大好きな銘柄の限定酒、一度呑んでみたいと思ってたんです。甘~い!