しかれば我が見るところは我見也。

 中島みゆきがベスト盤をぶつけたらユーミンオリコン週間1位を取れないじゃん、と半ギレしてたら同じ週にミスチルがニューアルバムを発売するということを知りました。焼き土下座。

 高3文系東大の授業があってその添削、後は時間割の作業と高3任意提出の過去問(現代文・古文・漢文)のボラ添(「ボラいてんちょう」の略ではなくて「ボランティア添削」の略です)。4時間はあっという間。

 野口聡一矢野顕子『宇宙に行くことは地球を知ること 「宇宙新時代」を生きる』読了、★★★★★。これは確実に今年の五指、アッコちゃんファンの贔屓目抜きで良かった。50代で宇宙に目覚め知識と水泳(!)とを一から習得したというアッコちゃんと、二度の宇宙体験を「当事者研究」の学問領域に還元した野口氏との対談は、非常に知的で芸術的で哲学的で、地に足が着いていながら(というのは宇宙の本の形容としては変かも知れませんが)時間・空間的な「遠く」への夢に溢れたものでした。アッコちゃんが新しい部屋を選ぶときは先ず室内で手を叩いて反響を確認するとか、野口さんが宇宙から地球を見下ろす体験に「離見の見」を感じたとか、格好いいエピソードも枚挙です。
 これは、今高2の現代文で扱っている村上陽一郎「トランス・サイエンスの時代」の参考資料にもピッタリ。「誰もが宇宙に行ける日」というのは、トランス・サイエンスの舞台が宇宙にまで広がる日でもあるのではないでしょうか。

 14時帰宅、入浴後に着替えて自宅を出発。西鉄電車で天神まで出て、ジュンク堂タワレコとを巡りました。何店か回って食器を探してみたりもしたのですが、そちらは収穫無し。17時38分の急行電車で天神を出発したら、二日市「月空」には18時開店と当時に飛び込めます(というわけで、11/7も「自粛御膳」はお休み)。今日はK市に戻った後で真っ直ぐ帰る気になるよう、〆の炒飯まで確り食べました。

 健康睡眠……なんですが、夜の「月空」で「炭火で焼く和牛もも肉のタタキ カルパッチョ風」を食べなかったので、満腹なのに不完全燃焼感が凄まじく。近々にリベンジをせねば。