こんなん出ましたけど~

 毎年3月8日は誰かから「いよいよ九医の合格発表だね」と言われては「九大の合格発表です」と訂正するのがお約束なのです(何しろ私、63回生では文系A組を、67回生では文理混合B組の担任でしたので)が、流石に現役だけで23人(勿論、過去最高の人数です)とか出たら「九医の日」と言われても黙るしかなく。これに浪人が加われば大体4人に1人がF校生、石投げりゃ当たるレベルですよ。目出度いなぁ(微苦笑)

 本日は、高2現代文で「高3マーク式対策授業オリエンテーション」を行いました。今年の共通テスト評論で出題された香川雅信『江戸の妖怪革命』の問題を事前に読んできてもらった上で、高3に対して行うのと同じような解説授業を行うのです。高3現代文の授業(クラス別の共通テスト対策)は全て過去問演習、前半20分で(評論か小説かのどちらか一題を)生徒に演習させて、後半25分で私が解説をします(解答用紙を集めて採点、次回の授業で返却します)。今回は、実際に高3の授業で使うタイプの解説プリントを準備し、実際に高3の授業でするような板書・解説を行い、高3現代文の雰囲気を一足先に感じてもらおうという趣向。ある種の「ごっこ」です。
 今年の共通テストの問題を使った理由は単純で、どこぞの予備校や塾やで開かれたであろう「リアルチャレンジ」に自主参加した生徒がいるために、問題を知っている生徒と知らない生徒とが混在してしまい、最早高3での授業教材として使えるものではなくなっているから。他の教科がどう思っているのか判らないので別に意見はありませんが、国語(少なくとも私)にとっては、授業で使える有効な教材を一つ減らされるという意味で、あれ、本当はやらせたくないんです(今年は、コロナの影響で学校行事では行いませんでしたが、自主的に行くのを止めることはしていません)。

 3/8も「自粛御膳」をお休み、自宅徒歩10分弱の居酒屋「A」で独酌。緊急事態宣言下は店を閉めていたので訪問は久々です。マスターご夫妻はお元気そう。看板娘のEちゃんはいつの間にかお喋りが上手に、と思ったらそれも当然でもう4歳ですか。
 オクラ納豆・平目バターソテー・高菜パスタ。

 猫原ねんず『大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店(4)』読了、★★★。