振り上げたこぶしは 芝居じみた正義さ

 3時起床、入浴。書斎~学校と場所を変えつつ、昨日の特講の添削・集計(朝のSHRで答案を返却)。
 「先生! 僕は東大に入り、初めての彼女を作ることを誓います!」と、これは文系某くんが特講答案の端っこに。私からの返事は「一昨年度の入学式において有名になった上野千鶴子先生のスピーチですが、あの中で唯一間違っていたのは『東大生男子は東大生だからというだけでモテます』というところでした。頑張って下さい」というもの。時間に追われているのと眠たいのとで生徒へのコメントが雑です。

 今日は1・4・6限に授業(昨日の石川淳)があるのですが、1限終了後に親玉大学(F校から徒歩10分)キャンパス内で職域接種です。F校職員は毎日10時に打つのですが、昨日までの3日間で早い先生は昼休みに副反応が出だしたと仰っていましたので、4限と6限との授業がちょっと心配(明日は授業無しなので良いのですが)。
 接種会場到着は10時5分前(歩いて行こうと思ったら、一緒に接種する後輩体育先生が車で送ってくれました)。親玉大学職員がバラバラと20名ほど集まっています。体温は36.2℃で正常、その他身体に異常やこれまでの注射でのアレルギーは無し、という調査用紙を携えて会場入り、顔写真入りの職員証は(とある理由で半ば意図的に)紛失してしまったので身分証明は保険証にて(次回は住基のカードを持って行こうかな)。
 最初の入口で本人照会、廊下・階段を進んで接種ブースに入る前に本人照会、ブース内で3度目の本人照会(及び健康調査用紙の確認)、念入りです。接種自体は瞬殺で、私の担当だった看護師さん(年若い女性)は「はいちょ~っとチクッとしますよ~、はいチクッ! はい終わりました~大丈夫ですか~?」と、横澤夏子風に不惑を幼児扱いするタイプの方。チクッとはしましたが、全く痛みはありませんでした。会場を出て待機室へ、15分の(人によっては30分の人も居ました)待機時間はスマホを弄って時間潰し。アナフィる気配無く元気に学校に戻り、その後の4限・6限の授業も全く違和感なく終了。
 16時の職員室で、今日一緒に接種した何人かの先生が「あ~、ちょっと熱が上がってきた」とか「腕、痛いよねぇ」とか言っているのを聞いて緊張感が高まってきました。腕が動かせないとか、シャツが着替えられないとか、寝返りが打てないとか、ワクチン打つ前からそもそも腕が肩より上に上がらないとか、腕の痛みについては色々と聞いています。

 7/1は「自粛御膳」をお休み、肉料理「I」で読書独酌。
 牛ハツ醤油漬け・牛タン茶碗蒸し・野菜串2本・帆立焼き・鶏唐揚げ。
 接種当日は「過度の」飲酒を禁止されているのですが、今夜はどうしても外せない一人飲みの約束があったので(自分との約束は最も守るべきものの一つです)、「適度の」飲酒を心がけて。私、この店に一人で来るときは毎回単品飲み放題なんですが、今日は出された焼酎瓶に「池ノ都様 飲み放題用」と書かれていてちょっと噴きました。飲み放題用のキープボトルというのは初めて(店長さんはニッコニコでしたけど、ちょっと恥ずかしかったです)。