僕はこれからもトイレのように 言葉を吐き出し

 北大路公子『お墓、どうしてます? キミコの巣ごもりぐるぐる日記』読了、★★★★。夏目漱石文鳥夢十夜』(新潮文庫)と併読したのですが、北大路日記と漱石「思い出す事など」がどうしても似てる、というよりははっきり同じじゃない? と感じられて、「これって、あれじゃん」的読書を生徒に推し過ぎるあまりの症状かと我が事ながら苦笑していたら、北大路本のエピローグを読んで「あっ!」となりました。

 8時過ぎに徒歩で学校入り、板書準備。授業は4コマで、中3相手に岡真理の文章の2回目。次の教材は加藤周一「日本の雑種文化」。
 放課後のトイレ掃除監督。男子トイレは小便器5つ、大便器3室(様式2ヶ所、和式1ヶ所……今時和式なんて使う中高生って居るんですかね)。担任の先生には生徒は3~4人で来てもらうようにお願いして、①洗面台の拭き掃除、②床の掃き掃除、③和式便器の擦り上げ(1人か2人か)、と割り当てるようにしています(生徒はジャンケンで決めます)。大便器の掃除は私がやります。昔(10年ほど前)と違って、今の生徒は真面目にやりますね。

 夜は自炊。お供え用の冷凍ご飯が底をつきそうなので土鍋でご飯を炊くのがベース。自分用に卵ご飯、残りは小分けして冷凍庫へ。ニラポン酢を作っていたので冷や奴、キムチと豚肉との炒め、ここまではビール。日本酒に移ってからは、帰宅途中の魚屋で購入したカンパチの刺身。日本酒は新潟「苗場山」、最近特に感動した「醸す森」(炭酸系)を作っている苗場山酒造の別銘柄(非炭酸系)ですがこちらも美味しかった。