間違う事前提はダメ でも間違ったら

 午前中に1時間の年休を取って長めの睡眠。朝一番のお風呂にお湯を溜めている間に土鍋で御飯を炊いて(研いで、浸水20分、弱中火10分)、入浴の30分間で蒸らしました。1食分だけタッパーに保存したら、残りは全て小分けして母君へのお供え用に冷凍。基本的に、お米は全て仏前用で、序でに少しだけお裾分けを頂くという感覚です。お米は、液体で補給しておりますので。

 ゆったりと出勤したら、本日の業務は中3の第5回定期テストの作成。頭の中に出来上がっているものをアウトプットする作業、解答用紙の作成(PCを使う先生が多いですが私は手書きです)、印刷折り込み、等々5時間の作業。明日は、本日行われている東大入試漢文の解答解説プリントを作成します。
 その東大入試漢文、出典は『貞観政要』から諫臣論が出題されました。先日、二次試験で上京する直前の高3某君から「過去問演習40題の中から、3題だけ持って行く復習教材を指定して欲しい」と言われた時、①最も得点率の低かった問題、②臣下による諫言がテーマの問題、③漢詩が本文になっている問題、というのが口から出てきました。嘘を言ってなかったことになり安堵。

 自炊は久しぶりにリュウジお兄さんの新しいメニューに挑戦、鶏モモ・白菜・絹豆腐で無水鶏味噌鍋、美味。缶ビールも日本酒も進みます。
 調子に乗って「もりき」にも少しだけ。偶然お出でのH先生(F高の先輩であるお医者様)が差し入れになったウィスキー(1本30万円!)のお裾分け。味の違いは分かりませんけれども、経験を飲んだということで。

 神本秀爾『地方創生時代の「民謡」づくり』読了、★★★★。著者、F高時代の同級生。ジャマイカへのフィールドワークでラスタについて文化人類学しておられる神本くんは現在F校親玉大学の准教授、過去に数度飲んだことがあるのですが、今度またご一緒することになったので「予習」です。大学の教え子、地元で活動するミュージシャンと一緒に、新しい「民謡」を作詞作曲・レコーディングするという試み。活動そのものも面白いし、教育的観点から読んでも色々と学べました。