何もない 何もないんです

 矢野利裕『学校するからだ』読了、★★★★★。趣味(好奇心)の幅が広い、スポーツが出来る、文才がある、教科教育だけでなく教育全般に熱心。同じ国語教師として、こうまでの能力差を見せられたらぐうの音も出ませんね(教科教育について生徒に伝えたいと思っているもののベクトルが同じだけに、猶更)。筆者だけではなく、同僚として登場する多くの先生方の才にも脱帽です。
 F校もよく考えたら、歌会始に入選なさっているだとか、演劇の脚本をお書きになったら全国1位になったとか、アカペラサークルでK市から芸術賞を表彰されたとか、ダブルダッチの世界大会で表彰台にのぼったとか、所謂「賞」をとるだけの素晴らしい才をお持ちの先生がたくさんですし、その他にもそれぞれの先生方の趣味や特技やというのは(私が知らないだけで)広く深いものがたくさんあるんでしょうね。趣味の半分が教科の仕事と重なっていて、残り半分が酒だとかいう「ペラい」人生の私、退職後の人生に「JOY」はあるんでしょうか(っつか、退職の年齢まで生きていられるんでしょうか)。

 昨日は深夜帰宅コースだったので起床は6時、朝の準備をゆったりとやって始業ギリギリ(8時25分)に職員室に入りました。授業は無しで、今日はPC室に引きこもりの机仕事(目が疲れました)。
 夜は、先週2日連続で訪問した小料理屋「U」に独りで。オープンから2週間、まだネット上に電話番号が載っていないので、本店の居酒屋「U」に電話をして番号を尋ねました。大皿料理からアラカルト、グランドメニューのポテトサラダに餅入りの茶わん蒸し。隣同士になったご夫婦(確か、歯科医でらっしゃったかな)との話が盛り上がって、予想外に長っ尻になってしまいました。