上司は思いつきでものを言う

 コンテくん『男子校の生態』読了、★★★★。吹奏楽部のある男子校、ってだけでF校(私が在校した四半世紀前はまだ中高とも男子校でした)とは随分遠い気がします。あと年齢(世代)の違いも多分。コンテくんさん、おそらく私よりぐっとお若いですよね。

 7、8年前から、センター試験や大学二次試験の出典となった評論・小説の筆者がTwitterアカウントを持っているという例が増えました(代表的なのは内田樹さんですかね)。先日のF高入試評論で21年12月の『いつもの言葉を哲学する』が出題された古田徹也さんもそのお一人なのですが、この本の中の文章が余りに多くの入試で使用されたので独自にまとめてみたというtweetを。把握できる限りでは、中学入試13校、高校入試8校、大学入試21校だったとのこと。

 本日、F校は午前中に始業式、午後は入学式(及び入寮式)。そして新年度の本日より、校長名の告知で、生徒・教員ともマスク着脱の自由が正式に認められました。職員室でもマスクの有無は半々で、生徒は着用派が圧倒的に多い印象。どちらを選ぶも自己の自由、且つ他者の自由は尊重。私は、通勤退勤時はマスク無し、校門を潜ったらマスク着用、の選択。外飲みが多い人間ですので、職場では(この先五類に移行しても)マスクを外すことはないでしょう。

 始業式後、先輩某先生から、令和5年度の時間割の一部修正を頼まれる。はい? 事前に2回も確認させたでしょ、更に全員揃った職員会議で自分だって承認したでしょ、何で今更。
 私「無理です」
 先「え~、なんで?」
 私「職会で承認されて職員にも事務にも配ってんです。あのね、もっと早く言いなさいよ(←口調)」
 先「だって今気づいたんやもん。出来るやろ?」
 私「修正と時間割の印刷配布のし直し、3時間ありゃできます」
 先「そんな面倒いと?」
 私「……1回、時間割をやって下さい」
 変えて欲しいその理由というのが、或る学年での週2コマの授業の、或るクラスの授業がどちらも同じ時限に行われているのが嫌、というもの。朝イチ・昼頃・最終時限で生徒の集中度が違うのは事実なので、そのお拘りを持つ教員が一定数居るのは把握していますが、ちょっと申し出が遅すぎ。因みに、ウチのガッコでは、この手のお拘り、何限に授業をしようが生徒の態度が変わらない強面 or ベテランの教員に多い傾向があるような気がします。
 で、結局、痼りを残すのもあれなんで結局妥協案を提示することに。デフォルトの時間割の修正は受けつけない代わりに、3月末までの時間割変更を色々と弄って結果的には希望に沿うようにする(あぁ、また時間割変更が増えるんです)。思いつきでものを言う上司、甘やかしてます。

 夜は自炊。雑炊~赤魚塩焼き~烏賊納豆~鶏大根煮付け。