マイクの前で高いところから 大変失礼致します

 ホテル起床。あ~、これは2軒目の最後はかなり危なかったんだな~、という部屋の具合(別に汚したり壊したりとかはしてないです)。宿酔いは無し、長めの入浴。今日は昼食が出るので、朝食は無し。
 チェックアウトで早朝の新幹線に。今日は、11時過ぎには福岡・薬院のホテルに入っておかなくてはなりません。新幹線の中からは仕事モードで。固い硬い堅いアイスクリームとLサイズのホットコーヒーとを注文して、講演の内容についてメモを取りつつ考えます。本日は、福岡地区保護者懇親会のゲスト講演。幹事である高2某くんのお母さまには、旅行帰りにつき私服(ここでも言い訳「男く祭」Tシャツ)で伺うことをメールでお伝えしています。

 博多から薬院大通りへ移動して、徒歩3分のホテルへ。開場の1時間前に入り、カフェで講演のアンチョコを作成しました。地区保護者会は中1~高3全ての保護者がお出でになるので、結局は「入試国語」についてお話しすることになります。紙を介したコミュニケーションとしての入試(この形式は当分無くなりません)に対応するための、そのコミュニケーションがどのようなものであるのか、というお話をすることにしました。
 地区保護者会は、講師講演と会食という2部構成ですが、この「会食」がコロナ禍では仇となります。今回は、コロナ禍経て4年ぶりの開催。常の1.5倍の参加率だったというのは、ノーマル復帰が多くの人々に望まれていることなのだということの証明のようで嬉しく。「令和の大学入試における国語力」という題で、講演35分、質疑応答10分。内容も笑いも、まぁ3年のブランクがあることを考えたら及第点だったと言っていいんじゃないかと勝手に思っていますが、もうそろそろ私は地区保護者会に呼ばれなくなるんじゃないかなぁ、と想像しています。20年選手というのは如何にも中途半端、歴史を知り尽くしたベテランの先生のような話の厚みはありませんし、今のF校について語るならば私ではなくて若手の先生がどんどん出て行かれるべきでしょうし。
 素敵な花束を抱えて帰宅。数年前までならはっきり言って持て余していましたが、今は母君のお位牌の隣に花瓶を置いているので頂いて嬉しく。因みに、会食時はノンアルコールだったので(会場によって、アルコールは出たり出なかったり。夜開催の場合は大体アルコールが出ます)、素面健康です。

 荷解き、入浴。夜は小料理屋「U」。
 自宅で軽く飲み直して、健康睡眠。

 加藤元浩Q.E.D.iff ‐証明終了(25)』読了、★★★。考えたら、これ、75巻の超長期連載なんですよね。