見習いなさい 見たくもないの やるしかないの やりたくないの

 渋谷知美・清田隆之編『どうして男はそうなんだろうか会議』読了、★★★★。

 東大現代文50枚、京大現代文20枚。高3担当の後輩数学先生は数学テスト会の答案180枚。昨日、移動中の車内にて。
 数学「先生、明日相当大変なんじゃないですか?」
 国語「きみ程じゃない」
 数学「え~、そうです?」
 国語「東大を1枚8分として、京大を1枚10分として、それぞれ50人と20人とだったら?」
 数学「えっと……10時間」
 国語「そう。大体そんなもん。慣れてるし、日曜が終日フリーで10時間なら余裕」
 数学「余裕、ではないでしょうけど」
 国語「そっち、1枚あたり5分として15時間だよ?」
 数学「……嫌になってきました」
 国語「安心していい、そのためにきみの時間割、月曜を授業無しにしてるんだから。2日あれば余裕でしょ?」
 数学「余裕、ではないでしょうけど」
 大昔、或る数学科の先生(既にご退職)が、校内模試の答案200枚の採点をする期間に別の公務が入ってて無茶苦茶忙しいことが予め判ってる場合には、無茶苦茶難しいか無茶苦茶簡単かどちらかの問題にすると仰っていました。全員白紙、全員マル、みたいな場合は採点は一瞬でしょう。教員だって人間だということです。

 朝、声は完全に潰れていましたが、宿酔いではない、熱その他もない。んなら、10時間は余裕の捻出です。それどころか、昼酒に走る欲求も抑制されて健康にも良いし、何より特講はお給料と別のおぜぜが頂けますし。
 朝の書斎で先ずは東大50枚。8時から12時の4時間で進捗7割弱、先週火曜日に文系特講で同じ問題をやり、大体生徒がどういう誤り方をするかというパターンが入っているので、予想よりも速いスピードで答案を「処理」できています。

 自宅徒歩5分のラーメン屋「M」にて、2日連続の昼ラーメン。野菜ラーメン、2辛、替え玉1回、これで〆て1000円。

 書斎に戻って東大50枚の残りを2時間強、30分休憩(お風呂)してから京大は一気に3時間強。終わったのが「もりき」オープンの18時過ぎってのは、もう狙ってやってるとしか思えませんね。カウンターで1時間。自宅に戻って冷凍うどんで納豆ぶっかけを作りました(勿論、飲み直しながら)。