乾いた風を素肌に受けながら

 午前中は書斎で怒涛のblog更新、昼食は近所のザ・町中華「F」でちゃんぽん。夜は小料理屋「U」のカウンターに卒業生(20歳の女子!)と並びますが、多分そんなに食べ物の量は多くないでしょうから、昼食に確りしたものを摂っておきました。本当は、自宅徒歩2分の「H」で紅麻辣麺を、と思ったのですが開店10分後に到着したのが拙くて既に待ちが10人以上、ランチはとことん人気なんです。
 午後は書斎で机仕事。学校に行くかどうか迷いましたが、やりたい仕事が書斎で出来る(職員室にある仕事道具が必要ない)ものだったので止めに。

 夜は、70回生Mさん(九医2年)のお誘いで小料理屋「U」。43歳のオッサンと2周り下の女子とが2人でカウンター、というのは(昨日の日記に書いた通り)世間的には明らかに「アレ」らしく、我々の入店時に、顔見知りの常連女性2人が意味ありげな薄笑いで視線を交わすなど。昨日の訪問でくれぐれもとお願いした女将さんの監視付き、小料理屋はMさんからのご希望で助かりました。
 で、何故に小料理屋、と思ったら、Mさん、小料理屋の経験がなかった故の好奇心だったんですね(大学2年生でしかも自炊派ならそりゃそうです)。ただ、注文の仕方が分らないので食べ物は私に任せたいというのはNGで、小料理屋というのはカウンターに並んだ大皿料理だとか、壁にかかった白板に書かれたおススメだとかから、今の自分が食べたいと思ったものを各自注文するのがルールでして。小鉢は酢の物、私の推しメニューの茶わん蒸し(餅入り)だけはMさんにもお勧めして2人分注文、Mさんのご希望は卵焼き、唐揚げ。私はビールからの日本酒、からのキープボトル「島美人」という流れ。Mさんはお酒が強くないそうで最初にレモンサワーを注文した後はソフトドリンク。
 ずっと九医志望ながら高3の秋までは(純粋な好奇心から)東大現代文特講にも参加していた、というタイプの方ですから、大学生活が楽しい(一般教養まで含めて)というのは聞かずもがなかなぁ、と。で、部活動(弓道部)でのF校の先輩(私が担任だった67回生Kくん・Tくんが今5年生なのかな)のカッコよさを嬉々として語る姿にあぁこの人は「推し」を作って人生を彩ることの出来るタイプだな、という雰囲気は感じていたのですが……まさか、カウンター終盤1時間のほぼ全てが、MさんによるL'Arc~en~Ciel(っつかHydeさん)を如何に深く愛しているのかという熱弁になるとは思いませんでした。向こうはど真剣ノンアル講談で、こちらはお気楽聴衆アルコール派というのもあって、人が「推し」について語るのを聞く(見る)のは何と心地よいことかと陶然のままそうですかそうですかと首を縦にの赤ベコ状態。

 MさんとはTwitterのアカウントを交換してからお別れ(とは言っても、私は卒業生はフォローバックしないので、鍵垢Mさんのツイートを読むことはできないんですが)。
 健康睡眠。