東京キッド 腕も自慢で

 学校には5時入り。今週の高2現代文授業は丸山真男『「である」ことと「する」こと』。来年4月の課題テストで出題する時には、「男く祭」講演者の内田樹先生の文章を実力問題にして、両者を絡めた問題を出すつもり。「丸山真男内田樹だぁ、この腐れど左翼教員が!」という罵倒が聞こえてきそう。7時30分に職員室に来てもらった生徒某氏に、丸山本文の朗読をお願いする。授業で使う生徒朗読テープを吹き込むのも今回が最後ですね(高3の現代文の授業はセンター・二次試験の過去問解答と解説が全て)。
 高2現代文の授業4コマ。合間に聞いた東大合格発表は、文系大爆発、合計は例年並みという所。昨年度絶不調だった61回生文系は大量合格で躍如。

 その、躍如61回生文系某氏なんですけれど。
 「東大合格しました!! 2年間添削のご指導ありがとうございました!! 今回の現代文は先生の直前の添削のおかげで読解できました。最後の最後に東大現代文の宇宙に足を踏み入れることができてよかったです。ほんとに池ノ都先生には感謝しても感謝しきれないです! 本当にありがとうございました!」
 というメールを、私ががこないだ氏に携帯のメアドをお教えした際「ezweb」の部分を別会社のものと誤って伝えていたために、見も知らぬ誰かに送信してしまっていたそうです。全く無関係の人に対して単に東大合格自慢をかましただけ、とかいう訳の分からんことをさせてしまってごめんなさいね。で、合格おめでとう!

 夜の高3担任団慰労会は笑いあり涙あり。私は、慰労どころか逆に今年度の現代文担当先生に「来年は大変だけど頑張ってね!」と激励されて恐縮しきり。頑張ります。
 明日の授業があるので早めに帰宅して、健康就寝。