おもいきり 息吹きこんだらね

 し、白石加代子が、ドン・ガバチョ……だと……? と絶句し、そのままe+のチケット購入手続きに(無意識の内に)入りそうになったところを、まっぴいの「出オチに万札はたけるかっ!」というツッコミの声で我に返って観劇回避、という『ひょっこりひょうたん島』舞台(年末東京)、が、年明けに福岡公演……だと……? と今度は感激開扉モードでe+のチケット購入手続きに、入ろうと思ったらざ~んねん、F校入試期間と被ってましたね。

 本日のセンター授業は00年本試の評論、近藤譲「『書くこと』の衰退」。近代西欧における記譜法の発展が音楽にもたらした影響、という見慣れぬテーマの本文ながら、文化の定義(文化=暗黙の了解)がさらっと書かれていたり、文字言語(書き言葉)と音声言語(話し言葉)との違いが浮き彫りにされてたり、進歩史観から文化相対主義へという移行が書かれていたり、近代の超克という概念が問われていたり、等々重要概念のオン・パレード。本文・設問・選択肢の分量、難易度も適度で、史上に残る良問なのではないかと考えています。
 ……でもさ、その近代の超克の「超克」が漢字の問題で問われてさ、正答率2割っつーのは流石に酷いんでないかい?(「コク」の選択で「克明」ではなく「深刻」を選ぶ正に深刻な事態) これまでどっかで聞かんかったんかねぇ。

 さてさて、昼休みに中1数学先生が高2担任団の所へ。
 中1数学「高2男子が4階から中庭に水風船を投げて遊んでいる、とうちのが報告を」
 高2国語「またバカなことを……」
 高3国語「水風船? ホントですか? もっと面白いやつじゃなくて?」
 中1国語「また悪いこと考えとるやろ」
 ワクワクしながら中庭を見下ろしたら本当に水風船でした。かわゆい。

 放課後、16時から1時間の年休を取り、F校からベスト電器経由で血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」へ。ベスト電器ではCDウォークマンを買い(使っていたソニー製のものは置き引きドロン)、全然知らない会社の4000円の製品だったんですけれども一聴して粗悪を知り残念。でしたがその後ベスト電器から血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」へ向かう途上で国語科恩師先生とすれ違って会釈をさせていただいたので勝ちの日。お姿を拝見するのは数年ぶりでした(お手紙のやりとりは何度もありましたが)。
 血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」では先ず紀伊國屋書店に行き、内田樹『困難な成熟』を買おうとして(買っていたのですが置き引きドロン)、それがライトエッセイの棚に1冊だけ置かれていたのが売り切れているようだ、と教えられる。成る程、入荷の冊数も置き場も間違ってて流石は血痰ネーミングショッピングモール。
 続いて、新居和室の押し入れに客用に入れておく布団を「ニトリ」で購入する。第一に想定される使用者は母君(第二は酔っ払った卒業生なのかな?)なので、どのようなものがよいのかを先ずは電話で相談し、その希望に沿って売り場の女性店員さんに商品を見繕っていただく。血痰ネーミングショッピングモールには相応しくないようなきちんとした店員さんで大変助かりました。配送は日曜日の夜です。

 血痰ネーミングショッピングモールから一度自宅に戻り、荷物を置いてから「もりき」に夕食に出かける。
 私「一回家に帰って荷物を置いてから店に来る、みたいなことが出来るようになったわけよ徒歩4分だから」
 マ「成る程。じゃあ、着替えてもよかったんじゃない?」
 私「二つ折りの財布を背広の内ポケットに入れておくと落とさず失くさず盗られず、ってことです。だって、この店出る時には、僕、酔ってるんだよ?」