明日からは身軽な私 風のように自由に生きるわ

 朝から旅行準備に大童。今回は自宅に母君をお一人残して行くので、4日分の日程に合わせた下準備が常にない分量になります。
 朝から私、母君の順番でお風呂に入り、一度お湯を捨ててから溜め直しました。母君の入浴については、明日はパス、明後日は自宅で(今溜めたお湯を訪問看護の方に追い炊きしていただきます)、明明後日はリハビリステーションで、という流れ。その翌日については私が帰宅するので、私の帰宅後に入浴の有無を選んでいただきます。
 明明後日のリハビリステーションに持って行く荷物を準備。着替えにタオルに洗面具、連絡帳にメッセージを書いて鞄に詰めました。また、明後日の自宅入浴に際してのタオル・着替え・洗面具も一式まとめて袋詰めに。薬は、朝晩それぞれのものを小分けの袋に詰めて「1日朝」「2日夜」等々のラベリングを。小分けの袋は市内の「パッケージセンター」という専門店で購入したのですが、私はこういう専門店があることを全く知らず、こないだまで担任をしてた67回生B組Nくんから教えてもらって初めて店の存在に気づきました(ずっと素通りしてました)。Nくんはテーブルゲームのカードを保存するために利用しているって言ってたかな。使い途は色々ですね。
 朝・晩の訪問看護(介護)、昼・夜の配食(朝食は訪問看護の人が購入してきて下さいます)、合わせて一日4人の訪問者がいるので、来客インターホンの応対方法をメモする必要。母君はこれがなかなか覚えられずお出来にならずなのですね。そこで、インターフォンが鳴った時には、まず応対タッチパネルの「応答」を押す、続いて玄関の自動ドアを開ける「解錠」を押す、という順番に①・②のシールを貼って場所を示しました。流石にこれで大丈夫だろうと思ったら、やっぱり最初は失敗なさっていましたけれども……。
 続いて、緊急事態に備えて自宅徒歩1分のところにお住まいの飲み友達Hさんに自宅の鍵をお預け。Hさんには「品川珈琲」を大量購入してお土産(御礼)にします。
 母君の夕食(お弁当)を購入して、昼食を作ってお出しして、これで晴れて準備完了となった後、自分の荷物(着替えと本とCDとその他)は10分程度でバッグに詰め込んで自宅を飛び出しました。

 自宅徒歩2分の中華料理「H」で麺類のランチ、今日は昼酒(ビール)は我慢。タクシーと高速バスとを乗り継いで福岡空港に到着したところで母君に電話(最初の安否確認)。初めて母君をお一人で自宅に残すということで、やや緊張しています。ただ、まぁ、小忠実に連絡はしますけれども、基本的には距離が隔ててどうにもならないわけですから、腹を括って遊び倒す覚悟(?)は出来ています。
 因みに、「飛行機怖い>母君心配」でした。

 今回の宿は駒込。山手線沿いの中では最も安いホテルを試しに(今回と黄金週間との上京で2度)選んでみましたが、寝に帰るだけだと考えたら多少のボロさや狭さは気になりません。ホテル館内ではないものの、向かいのサウナ施設(姉妹店)の大浴場とサウナとは無料で利用できますし。
 17時にチェックイン、大浴場で湯浴みの後、山手線で渋谷へ。今夜のお相手は今日までは一応F校生、卒業ほやほやの67回生我らB組のAさん(東大)・Mくん(東工大)です。外進A組出身なので、私が3年連続で担任を務めた生徒ですね。

 今日のお店は渋谷「かつ吉」。2軒目は「日比谷bar」を選びましたが、この流れは63回生我らA組を卒業させた直後にBくん・Eくんと3月末の東京で遊んだ時と全く同じ。もちろん、あの時のBくん・Eくんも、今日のAさん・Mくんも未成年ですからお酒は全く飲んでいません。「かつ吉」ではリンゴジュースやコーラで豚カツを食うという私からしたら信じられない取り合わせを楽しんでいただきましたし、「日比谷bar」でもノンアルコールカクテルを作ってもらいました。
 あ、私は飲んでますよ。めっちゃ。2軒目の「日比谷bar」でダイキリを少しこぼして旅行初日からジーンズ濡らしとるがな、って程度に酔っ払ったり。ちゃんと酔っ払って益体もないこと喋くってたから、二人とも呆れてもう遊んでくれないかなぁ、とか思ってたら後日次の約束を申し込まれて安堵。

 黄金週間にお会いする場合は大学生活の感想を聞いたりできるんですけれど、何せ3月末は高校は修了して大学は始まっていないという宙ぶらりんの時期。お会いしてお話しするのも「大学生活ってどんなんなんでしょうねぇ、怖いねぇ、緊張するねぇ」ってことに尽きるわけでして。ただ、東大組はもう既にいくつかのイベントをこなしている様子で、今は私の頃には存在しなかった「女子オリ」なる行事が行われているそうです。「何なの、それ?」という私の疑問に、参加した当事者であるAさんも「さぁ……?」と片付かない顔をなさっていましたが、入学した後になって「女子だけのオリエンテーションが必要だなぁ」と思わされる生活が待っているということなのでしょうかね(後日、入学式の上野千鶴子さんの祝辞が話題になった時に真っ先に浮かんだのは、この時のAさんの片付かない表情でした)。

 Aさんの「和食」という希望をこねくり回して結果的に豚カツ、自ら「万年体調不良」を任じるMくん(何せ、本名の中に「やまい」という語が入ってます)は完食できるのだろうかと案じていましたが、流石に若いなぁ、という食べっぷりでした(おっさんはコース完食が無理)。っつか、2軒目でピザとか頼んでるし。お二人にはサークルの話を聞くのを忘れていましたが(あれ、聞いたのに忘れてるのかな?)、東工大には弓道のサークルってあるんでしたっけ。

 初日ですし相手は上京直後の未成年ですし、22時過ぎには解散。ホテルで健康睡眠。
 あ、「かつ吉」は禁煙席でしたし、二次会の「日比谷bar」も個室スペース利用でした。一応、気を遣ってるんです(誰に言い訳をしているんでしょうか)。