お乗りはお早く 動きます

 本日は授業4コマ、これは高2現代文(野家啓一)で昨日の1クラスと同内容。「記憶」としての歴史と「物語」としての歴史との違いについて力を入れて喋りました。マスクが邪魔。

 決め手その1、高3漢文特講。
 授業中に「私、まだ就職17年目なんですけど」と口走ったら生徒に笑われ(冗談だと思われたんですね)、彼らが物心の頃はもう教員だったのか、と気づき。「若手以上中堅未満」の認識だったんですけど、私って「ザ・中堅」だったんですね。

 決め手その2、進路指導室で事務嬢さんとの会話。
 私「こないだ、朝起きたらパン一だったんですよ」
 嬢「セクハラ」
 私「安心して下さい」
 嬢「……先生の家、クーラー無いんでしたっけ?」
 私「扇風機は使ってるんですよ。でも、ここ数日の暑さはちょっと。起きてパン一なのに気づいて、思わず『なんでや!』って叫びが」
 嬢「四十路ですよ」
 私「取り敢えず右見て左見ましたね、誰か寝てるんじゃないかって」
 嬢「セクハラ」
 私「誰も居ないんですよ。『ほな、尚更なんでや!』って」
 嬢「クーラー買いません? 四十路ですよ? 死にますよ?」

 上京3回が吹き飛んだ分のプール金はまだ潤沢。私、2011年3月11日以来の禁を破り、遂に寝室にクーラーを導入することに決めました。今後、日本の夏はどんどん暑くなっていき、今年四十路不惑の私はどんどん老いていきます。

 16時から1時間の年休。学校近くのセブンイレブン、後ろに中学生が並んでいるレジでジンを購入するのは勇気がいりましたが、「社会的間隔」を強制するバミりのお陰で多分バレていない筈。
 セブンイレブンに呼んだタクシーで目的地は「ベスト電器」。入店直後に目が合ったら「塵芥は君だ ルンバは僕だ」の勢いで近づいてきた店員さんに「寝室にクーラーが欲しいんです、フィルター清掃が楽なやつ」とお話ししたら、3分後にはどれを買うかが決まっていました(霧ヶ峰)。5畳用のものが設置料金まで含めて9万円、相場は知りませんが掃除が年一で良いというのは最高です。設置工事は明後日(日曜)の9時半、完璧。
 タクシーで自宅に戻って、お風呂を沸かしている間にお膳の下準備、入浴後にお膳に皿を並べます。

 8/28の「自粛御膳」。
 山菜栗炊き込みご飯・生秋刀魚塩焼き・ゴーヤチャンプル・胡瓜漬け・小鉢3種。
 日本酒は島根「開春」(石の顔 純米 生原酒)。食後の晩酌(摘まみはナッツ)は、ジンの炭酸水割りに「サクレレモン」を入れたカクテル、これがまぁ背徳の美味で。

 Twitterでジンについて呟いたら、何故かオツカル様・がっ様の両方が食いついて下さって何度かメッセージのやりとり。満たされる~、けれど会えない寂しさが募る~!