堂より下さず

 本日は、「第3.5回定期テスト」と勝手に銘打って、現代文のテストを行う。第3回定期以降の授業範囲(原研哉内田樹)の文章を使ったテスト。第4回定期テスト(2学期期末)は範囲が広くなりすぎるので、間に一回テストをやって平常点に組み込む(第4回定期テスト自体の試験範囲から、テスト既出分をカットして範囲を半分に減らす)という手段です。
 ですから、本日はひたっすらその採点をガシガシ。右手の小指側面(手刀の刃の部分)が鉛筆の黒、ボールペンの赤でぐちゃぐちゃに汚れます。
 明日はクラスマッチ(球技大会)で授業無し。副担任や時間割だった時代はそれらを一切無視してデスクワーク(例えば採点など)に集中できる楽しい時間だったのですが、担任になってからは自分のクラスの生徒が走り回ってる姿を観るという楽しい時間に変わりました。要するに上記採点(10時間)は何としても今日中に終わらないと行けないということ。

 明日の球技大会有志打ち上げに参加する先生から良いお店を紹介して欲しいと言われ幹事引き受け。私の場合、例えば生徒指導部でも体育科でもないからその打ち上げに参加する資格があるかないか微妙なところなんですけれども、幹事を引き受けていつの間にか末席に座ってるパターンが多いのです。
 で、せっかくなら誰かが喜ぶお店が良いので、20年前のF校御用達「N亭」に電話してみましたら空いているとの返事。K市は居酒屋激戦区、新興勢力に圧されて私もつい8年ほどご無沙汰しているお店で、大ベテラン先生から昔は大型の飲み会といえばそこだったという話を聞いたことがあります。案の定、高2体育先生に「明日、N亭に行きま~す」っつったら「うわっ、懐かしい! 俺の20年前の台所やんか!」って。「でしょう、多分、そう言われると思いました」「君はなんでそんなにオレのツボに入りそ~なところを押さえるのかな?」「糟糠の妻だからですけど」