ピンクのかまぼこ さらにちくわも入れて 鮮やかに

 ホテルバイキング朝食、の後マウントレースイをバスで出発。こっからは4人で札幌後1泊の完全観光、向かうは小樽、運河を見た後昼から飲むぞツアー。電車を乗り継いで小樽、車窓の雪を見ても感慨が起きなくなったのと、後1回朝スキーをやってても良かった(仕事として)と思える程度にスキー耐性がついたのが、ここ2日間で起きた心身の大きな変化。北海道ホテルで暖房入れまくりテレビ観まくりで身体が堕落するかと思ってたんですけれども(私の家には暖房設備もテレビもないので)、結局暖房はなしで大丈夫だったし(暖房を入れないなら部屋の空気が乾燥するという恐れもなく、最高なのです)、テレビも皆で部屋飲みするときにフジテレビの月9が流れていたの以外はつけなかったし、大丈夫でしたね(どうでもいいですけど、その後起こるあらゆる展開が先読みできる糞安いドラマでした。池「ああっ、そこで火事なんか起こして! そんなことしたら、たくさんの村人が一気に診療所に来て、みんなが一生懸命看病してる内に悪役の高橋ひとみが『あなたたちを認めたわけじゃありません』的なオーラ出しながらも救急活動を手伝い始めてしまう!」 某「どうして分かるんですか?」 志村けんのコントと同じです)。

 これまで北海道で歩いた場所といえば、空港・ホテル内・ゲレンデのみ。でもってゲレンデでは当然スキー靴を履いているわけですから、普段使いの靴で雪道を歩くのは小樽の町が初めてだということになります。ツルツルと滑る歩道を注意深く、注意深く歩く。でもって、運河の景色を適当に歩き見しながら、向かうのは倉庫を利用した飲み屋、北海の幸を炉辺焼くお店に入って、ビールとかギャル酒とかで乾杯して、焼く、飲む、焼く、飲む、飲む、焼く、飲む、飲む、飲む。
 その後、体育先生の先導で、「かま栄」(珍しく屋号を覚えてた)という有名な蒲鉾屋の工場直売店へ。普通に酔っ払って昼日中の町を歩くというのは、基本的に昼酒をしない私には珍しい体験。ちょっとふらつくのは酔いというより雪のせいかな、とか思いつつ(いや、だって、こんだけ寒いとね、うぇ~い酔っ払った~、って感じにはならないんですよ)、珍しい系の高級蒲鉾をHさんへのお土産手続き。こんだけ寒い小樽の街を気持ちよく歩けるのは、Hさんが貸して下さったマフラーのおかげでもあるんですね。

 その後、小樽の土産物街を冷やかしたり買い物したりしながら散策。私はHさんと「もりき」以外に土産物を買う相手がいないので、ここでは一切のお金を使っていません。他の3人は、お酒とか硝子細工とか色々購入なさっていた様子。変わったキャッチコピーの昆布屋があってそれが割と面白かったのですが、コピーの文句自体は忘れてしまいました。

 学校なら7時限目の時刻に暗くなる。小樽から札幌へ移動し、予約していた駅徒歩5分のホテルにチェックイン。酔い覚ましに1時間ほど就寝、前に本日の夕食をとるお店をネットで検索して、ホテル徒歩5分の場所(札幌駅の中ではありません)にある居酒屋に電話予約。
 1時間のお夕寝の後、財布持ってホテルロビーへ。いや、要するにまた(まだ)飲むんですけど、話は弾むし酒は進むし、大人っていいなぁ、とつくづく思う。体育先生の慧眼は、初見のメニューで「これ!」と指摘なさるものに絶対外れがないということをここでも確認。