Glory Hallelujah そこへ きみと翔べば この世界が開ける

 ふっ、また参加しない飲み会の幹事(プロデュース)をやっちまったぜ。K市内在住の年下の友人と。
 友「10日後に、25人くらい集めて飲み会やりたいんですけど、出来ます?」
 私「愚問だ。誰に聞いている。3分待て」
 (3分後)
 私「貴様も行ったことがある焼き鳥『Y』の2階座敷を18時半から押さえた。25人なら貸し切りになる。貴様の名前で予約したから、後の細かい事は事前に電話で店と相談しろ」
 友「っす。何か、気をつけた方がいいこと、あります?」
 私「コースと飲み放題にするなら少し値は張るが5000円を出せ。あの店はそれで飲み放題が3時間になる。銘柄の日本酒も含めボトルワイン以外の全てのメニューが頼めるからどの酒が好きな参加者でも満足出来るはずだ。後は料理内容だ。事前に参加者のアレルギーの調査をしておくのは常識として、店側に何も言わなかったらコースにもつ鍋が組み込まれるから注意しろ。座敷席で3時間なら途中で席の移動がしたくなるのが人情、鍋料理はそれを難しくするからな。ついでに言っておくと、3時間の飲み放題は帰りの記憶と足取りとを危うくする可能性が高い。会費は事前に徴収しておくか、最低でも当日15分前に到着して開会前に徴収だ。会計は開宴前に済ませておけ。二次会を想定しておくのも忘れるな、西鉄でも文化街でも徒歩10分で行ける。ただし素面の足ならだ。繰り返すが、3時間飲み放題の後の足取りは危ういぞ。必要そうな雰囲気なら、終了の10分前に店員とタクシーの相談だ。では、健闘を祈る」
 友「っす!」

 続いて幹事。21~24日の(北白川くんの結婚式を軸にした)上京旅行は、最終日24日に「春画展」を見てから新幹線で帰るので、博多着19時半。そこへ、9月末K市実家帰省の56回生Tくんから、24か25かで飲めませんか、というお尋ね。私の就職時にまだ学生だったF校生の中では唯一の純粋な「お友達」からのお誘いですから腕が鳴る。
 折角だから、いっつもK市で飲んでばっかりだし、24日に駅着の足で博多で飲むのはどうかしら、と提案。快諾を得て、20時「太郎源」を予約。連休明けだから確約は出来ませんでしたが、店の看板メニュー「マグロカマ」の仕入れがあれば2人分取り置きをお願いします、の付言も忘れずに。

 続いて幹事?
 明日9日の17時から面談の約束をしていた我らがA組卒業生(浪人中)某氏だったんですけれども、私の方で会議が入っていたことをすこーんと忘れていたのをメール謝罪。
 私「面談、日曜日にしてくれない? 次の日曜、午後ず~っとあいてるから」
 某「じゃ~17時からね。夜御馳走になりますありがとうございます」
 やだ何この子チョー可愛い。天神17時、ってこれはどこにしようかなぁ。

 本日は授業なし。午前中で明日以降の授業準備と浪人生答案添削・返送を終わらせ、午後は2時間年休。
 学校を抜け出して岩田屋でシャンパンを一本購入し、職員室の冷蔵庫で帰りまで冷やす。ルイ・ロデレールが1本だけ売ってたので思い切って張り込みました。本日は、「もりき」が壊れて使えなくなっていたメインの業務用冷蔵庫を新しいものに入れ替えたプチ改装オープンの日なのです。
 放課後は一橋大学現代文特講。参加者は4人だけですが、10年(岡真理)、12年(丸山真男)の2題を1時間以上かけて解いた後、少し詳しく解説。

 祝い熨斗までつけてシャンパンを持って行ったらマスターに笑われました。「ただ冷蔵庫を入れ替えただけで何が改装オープンよ!?」
 あのね、冷酒飲ませる店でメインの冷蔵庫が壊れたせいで(お酒を冷やすサブの冷蔵庫こそあれ)グラスを冷やすスペースが無くなったというのがどれだけ致命的なことか。冷やしたグラスと常温のグラスだと、同じ温度のお酒でも口当たりも香りも味も全然違うんだから。瓶ビールのグラスも生ビールのジョッキも冷えてないっていうのはお店にとっては致命的なんだよ。
 ってことで、2週間ちょっと我慢していい加減フラストレーションがたまっていた常連にとっては、これはもう立派な改装オープンなのです。シャンパンは今度、常連さんが集まったときに開けましょね、とお話。