DRIVEに連れてって

 昨日は特講がなく今日は添削を抱えておらず、仕事を詰める意味で昨日の内に明日の準備(具体的には、授業2種類・特講1種類の板書計画)を全て終えているので、今日は一切仕事をしなくてもよい一日。書斎でのんびり書き物をしながら午前中指定の宅急便(日本酒)を待ち、10時過ぎに届いたらHさんに電話をかけてお出かけの準備。

 K市から大宰府ICへ向かう高速道路は、四半世紀前のF校生時代には高速バスでよく通っていました(寮と小倉の実家との往復で)。Hさんの車に乗せていただいて、名前だけは聞いて念願だった博多区三筑の酒屋「とどろき酒店」を初訪問です。ドライブ……公共の乗り物ではなく、個人の車に乗せてもらって遠出をするというのは、コロナ禍が始まって以来初なんじゃないでしょうか。

 初訪問の「とどろき酒店」。長閑な住宅街にぽつんとお洒落ビル、嘗ては古民家改装の店舗だったそうですが最近新築移転したそうです。九州地区の地酒を始め全国の日本酒がずらり(佐賀「光栄菊」に島根「王祿」は専用の棚まで!)、しかも京都「今宵堂」(←一度訪問しただけですが、大好きです)とのコラボ酒器まで販売しているというお拘り。ワインも焼酎も日本酒同様の充実、しかもそれぞれのお酒の種類に応じた年若いアドバイザーさんが控えているなど隙がありません。見るだけで楽しい、身銭を切ってなお楽しい、両手に持てる限り(お店オリジナルのトートバック2つ分)で色々買いました(帰宅後にテーブルに並べて、一寸反省しました)。実際に払った金額は、私が20000円分、事務嬢さんから頼まれてた白ワインで10000円。購入したものは、以下。
 ①未踏破の蔵が4箇所(も)あったので全て1本ずつ購入しました。静岡「初亀」、福岡「玉出泉」、熊本「亀萬」、大分「豊潤」。
 ②経験済みながら欲しくなったのお酒もたくさん。今回はセラーと冷蔵庫とに入る分量を考えて厳選、島根の王祿が出している「意宇」(720ml)、それに福井「黒龍」の貴醸酒を。
 ③焼酎は「佐藤」を定価で2本(一升瓶と四合瓶と)。一升瓶の方は、今日の往復の御礼にHさん(の息子氏)に差し上げます。
 ④そして嬉しや京都「今宵堂」の日本酒コップ(90ml)を2種。可愛い!

 帰り道はゆったりと下道ドライブ、途中屋号失念の店で味噌ラーメンを食べて、K市到着の後は事務嬢さん家(白ワインをお渡し)経由で帰宅。セラーは勿論、冷蔵庫の中も日本酒四合瓶でぎっちりです。
 運転したわけでもないのにちょっと疲れて、入浴後には1時間の仮眠。17時頃に近所の(歩いて15分弱の)スーパーに買い出しに出かけてから夜ご飯の準備。

 6/6の「自粛御膳」。
 鮃煮付け・ホウボウ刺・コールスロー・野菜酢漬け・叩き牛蒡・小鉢2種。
 371蔵目・京都「金鵄正宗」(純米吟醸)。
 今日買って来た日本酒はじっくり冷やして明日以降。京都「今宵堂」のコップを使うので、今夜は未踏破ストックから京都のお酒を出しました。