海へ、海へすぐとびこむんだ。うつぞ。

 生徒の3分間スピーチ。関節を鳴らすのが癖だという某くんは、鳴らし方の工夫をしてみたり時間当たり何度鳴らせるかに挑んでみたり、それは最早癖ではなくて趣味の域。
 さて。私の癖は何だろう、と考えて浮かぶならそれは癖ではないのかも知れませんが(この歳になったら指摘してくれる人もいないし)、一つあるかもと思い当たるのは言い間違いをしたりスピーチを噛んだりした時に自分の頬を自分で叩くやつ。そよ風かというくらい優しい場合もあれば、思わず「痛っ!」と声に出るような時もあります。平仮名を覚えた時も、附属小を受験するために勉強した時も(抽選で落ちました)そうでしたが、幼児期には母君からぴしゃりと手が出るタイプの「訓練」を受けました。そういうのの影響だったりするのかな、などと。

 高3某クラスの後の黒板に大きく「OK google 近くのふみきり」って書いてあるんですけど、誰かセンターで大失敗でもしたんでしょうか。洒落のめす余裕があるなら大丈夫そうですが。

 先週の学年集会にて、スキー研修担当のベテラン先生。スマホ・携帯の使用は許可するが、写真をオンラインに流さないという約束を守って欲しいと生徒に言うにあたり、「俺たちとお前たちとの間の紳士協定だ」と仰有いました。直後に「オンラインで色々と晒している奴がいることはそれが誰かまで含めて知っている」との言でいきなり「紳士協定」に揺さぶりをかけたのはまぁご愛敬ですが、さて、そもそも生徒は「紳士協定」などという語を知っているのでしょうか。
 「女だてら 紳士同盟」と薬師丸ひろ子が歌ったのは1986年(作詞は阿木燿子)。この当時のファンはこのフレーズの意味が分かったんでしょうかねぇ。

 授業は高2現代文(川田順造「手づくり幻想」)が3コマ、高3漢文・近代文語文が1コマ、空き時間に高3の添削。体育科の主任先生に頼まれて、時間割作成のレクチャーを(実際に作ってみながら)1時間ほど。今週末(土日)はF中・F高の入学試験ですから、それに向けての仕事も増えていきます。その「仕事」の中には、高校入試(日曜)の夜に有志で飲みに行くその店を考えるという大事な仕事も。入試の仕事は何が起こるか分かりません、ので有志飲み会も(開催自体からして)不確定要素満載。こういう時にこそ幹事の腕が鳴るというものでして。

 夜は肉料理「I」で独酌読書。牛タンのトマトグラタン、納豆パスタを肴に。