ほんとはネ 夢という名の刀を抜いて

 美代マチ子『ぶっきんぐ!!(1)』読了、★★。

 本日は「舞姫」授業3コマで4限までの授業が終わり、高2生徒・担任団は全員で太宰府天満宮に参拝をするという(学年主任地理先生肝いりの)行事。昼から各自西鉄電車天満宮本殿前に集合し、学年200人超が100人ずつに別れてご祈願を行うのです。
 現地集合に一人として遅れない、K市から太宰府まで自転車で来るという高2病丸出しの男子すら滑り込みで間に合いました(電車使用を前提に設定した集合時間だったのに!)。流石、真面目な学年だわ。ご褒美なのでしょうか、全員が集合したそのタイミングでテレビ撮影の武田鉄矢が通り過ぎていきまして何故だか御利益がありそうな感じが漂います。ご祈願に上がるのは人生2度目ですが、神職の方がず~っと「F高等学校高校」と連呼するのが気になって気になって仕方がありませんでした(罰当たりですみません)。
 因みに、天満宮宮司のご子息氏は私のF校時代の同級生(高校47回生)で、東大に現役で合格されました。何しろ太宰府天満宮です、学問の神様です。私は彼の受験より説得力のある「絶対に負けられない戦い」というのを見たことがありません。

 太宰府ではご祈願の後で現地解散。生徒は思い思いに買い食いをしたり買い物をしたり。先生方の中には九博に行かれた方もいるんじゃないかな(王羲之の名の特別展なのですが、関西数学先生曰く王羲之には真筆が存在しないのだそうです)。
 私は、以前63回生の合格祈願で行った時に買った縁起物のがま口が東京で置き引きに遭ったののリベンジ、今度こそ失うまじの決意で桜模様の物を購入。札入れとがま口とを使い分けているのですが、私のがま口の条件はTカードが入ることです。
 本殿前でも庭園内でも参道でも聞こえてくるのは日本語よりも韓国語、中国語。悪いことだとは全く思いませんが、ここに祀られている人は「遣唐使は要らん!」と言った人だということは伝えたいと常々。

 16時に太宰府で放り出されても、(例えば太宰府や二日市の)どこぞで飲むという訳にはいきません。大人しく電車でK市に戻り、夜は肉料理「I」で読書独酌。