ずっと描いてきた やっと解ってきた

 高1A組の帰りのSHRをひょいと覗いたら、某くんの3分間スピーチがエライことになってました。小渕恵三の政治人生を語る……っつーか語り尽くして20分間超! 板書量も並の教員を大きく超えてこれは最早講義。聴く方も途中からは内容より果たしてこの淀みないトークがどこまで続くのかというのにワクワクし始め、後半からは一周して笑えてくるようになっています。ここがキリの良いところかな? という雰囲気が見えたら皆で拍手をしようとするんですけれども、実はまだ話が終わっていないという定番の笑いを4、5度繰り返した辺りから演者・観客一体型のイベント化してきて、遂に板書は「国旗・国家法」「沖縄サミット」と2000年代に入りました。この沖縄サミットの話の中に「NEVER END」という言葉が出てきたら「NEVER ENDはアンタのスピーチや!」とツッコむ準備をしていたのですが、それは出てこずに話が仕舞えてしまったのはちょっと残念。それにしても、色々な興味・才のある人がいて面白いですね。

 授業が4コマ(高1内進組)あるかと思ったらそれが教育実習生Hくんの授業に振り替わっており、やろうと思っていた授業をやらなくても良い(っつっても、木曜に移動しただけですが、とにかく今日はやらなくて良い)となったらこれは天から与えられた休息、という訳で7限の学年集会に臨席する以外は仕事が無く、ずっと某室に閉じこもって「合格体験記」の校正をやっていました(お昼は自宅往復で昼食作成)。

 夜は、近所の焼き鳥屋「T」にて読書独酌、橋本治橋本治のかけこみ人生相談』読了、★★★★。