梢の花を見し日より

 音楽2題。先ずは古い話。
 ジュディ・オングの「魅せられて」は言わずと知れた(1979年の)大ヒット曲。私も好きな曲なんですが、昔からずっと不思議に思っていることがありまして。それは、確か彼女が首からメダルを提げているので生放送の賞レース番組だと思うのですが、時々懐かしの映像で映される歌唱映像で、サビに入って彼女が例のスクリーンドレスを大きく広げた時に、小さく小さくマイクが拾った客席の歓声には明らかに笑い声(割と大きめの笑いや揶揄の臭いがする指笛)が少なくない割合で占められているように聞こえるんですね(特に、「好きな男の腕の中でも」の所に入って、羽でマイクを覆い隠す部分)。コミックソングやお色気ソングとは違うカテゴリだと思いますが、当時は実際にはちょっと見世物的な感覚で観た客が少なくなかったのかなぁ、などと。

 音楽2題。続いて新しい話。
 折坂悠太、「月9」主題歌て。ドラマ及びヒロインの名前と同じ新曲、「朝顔」なるタイトルが如何にも折坂悠太で、思わず既発曲かとディスコグラフィーをチェックしてしまったくらい。彼の歌は(上田三四二の言うところの)「浄念」に充ちていると思ってまして、世間に浸透したら現在の悲しいばかりの世の中が少しは良くなるんじゃないかと、これは少し本気で思っています。6月のライブのMCでは(情報解禁前で)触れられませんでしたが、流石に既に決まってましたよねぇ。

 本日は母君がリハビリステーション通所で昼の自宅往復がなし。授業は上田三四二「地上一寸ということ」を高1の3クラスで説明し、これで定期テスト(来週の火曜から)の試験範囲は全て終了。月曜日は高3の漢文が5コマですのでその準備を午後に。
 15時過ぎに学校を出て、自転車で西鉄K駅近くの「岩田屋」へ。新館が閉館して本館だけが残り、その中もリニューアルを謳った休業スペースが散見。地下の食品売り場は辛うじての充実でしたが、恐らく百貨店の存続は(少なくともK市では)もう無理なんでしょうね。そう遠くないうちに本館も閉館するはず。
 自宅に戻って入浴・日記更新。母君がお戻りの後は、先程買ってきた惣菜等を使って夕食を準備、入浴介助も。夜は、自宅近くの居酒屋「I」からスナック「S」でマイクハナサーズ。