言葉はなんて なんて弱いんだろう

 母君にはいつもより30分速く起き出して頂き、6時半に朝食とお薬とをお出ししてから直ぐに出勤。7時前に学校入りして、8時半の始業までに高3文系漢文の定期テスト問題を作成。昨日やろうと思っていたのですが、リハビリステーションからの電話で仕事を切り上げたためにやれなかった仕事を朝の内に終わらせたかったのです。たった90分で完成したのは、半分以上の問題が既に作成済みの理系用問題と重なっているから。
 仕事は、午前中が定期テストの監督と高1古文の出題。出題後は、ひたすらテストの採点をガシガシと。

 この春の67回生(と浪人生と)の大学合格者が多かったからなのかは知りませんが、雑誌取材が立て込んでいます。それらの原稿の(表現面・内容面の)校正を命じられてやっているのですが、諸雑誌のライターの「てにをは」の崩れ方が普通じゃないのに驚かされます。プロでしょう? と聞きたくなるレベルの人も。全て指摘するようにはしていますが、もしかしたら、文字数やレイアウトの都合があって文法遵守よりも情報伝達を優先しているなどという理由があるのかも知れませんね(それにしても流石にこれはない、というのが散見されますが)。
 今日校正した某雑誌原稿でF中の算数の入試問題が分析されていたのですが、その中で、F中は執拗に立体切断の問題を出題してくるので、界隈では「切断のF」という二つ名がついていると書かれていてちょっと笑ってしまいました。数学科の先生に聞いたら「入試に関してはノーコメント。でも、思い当たる節が……無いではない」というお返事です。

 夜は二日市に出て「月空」。最近ここのマスター(63回生Mくんパパ)がお店で作り置きなさっている生姜の佃煮が気に入っています。冷や奴に乗せてごま油をかけたら最高。お土産に頂いたので、母君の朝食にお出ししましょう。冷蔵庫の中には、先日ご近所のスナック「S」(56回生Nくんママの居らっしゃるお店)で頂いたポテトサラダも入っています。頂き物で炊事が回っている状態、有り難いことです。